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side 小瀧
スタッフさんに案内されるがまま会場を出て、カーペットに沿って歩いていく。
桐山様はこちらで、藤井様はこちらに。って一定の感覚で止められて、俺らはなんやソワソワした。
やって、こんなん、してええの？
最後階段の下に案内された俺は、なんかもう、泣きそう。
やって、Aはやっぱり特別やねん。
俺の今のところ、人生で一番の大恋愛...いや、付き合えてないから、人生で一番の片思い。
あかん、この方が切なさ増すやん。
よけい目頭熱くなってきますやん。
そんな事思ってたら階段の上の扉がゆっくり開いて。
純白のドレスからカラードレスに姿を変えたAが立っていた。
肩から胸元まで続く白い刺繍にそっから柔い素材のスモーキーグリーンのスカートがAにはめっちゃ似合っとって。
髪も下ろして花冠なんかしとって。
うわ、めっちゃかわええやん。
俺が好きになった子、めっちゃかわええやん。
何でこんなかわええ子、俺の嫁って言えへんのやろ。
俺の嫁って、言いたかったなぁ...。
そう思った時には涙が零れとった。
いつかの気持ちがぶわっと、込み上げてきてもうて。
アナウンスに合わせて階段登ったらAが笑いながら涙を拭ってくれる。
望「...やっぱり、無理矢理にでも2人の中裂いてAの事奪っとけばよかったわ」
言うとくけど、本心やからな？
嘘つきと笑うAを抱え上げて。
ちょっとくらいしげの事妬かさしてや。
やって俺、人生2度目の大失恋、絶賛体験中。
ほんまはこのまま連れ去りたい所やけど、濱ちゃんがあんまりニコニコしなが手振って待ってるもんやからそれもできひん(笑)
濱「何々！？お姫様だっこで運ぶん！？」
「いや、普通に...」
濱「えー！俺もお姫様だっこで運びたいってぇ！
ええやん、なぁ？ちょ、望そのまま寄越して」
望「花嫁を寄越す言うなや(笑)」
そう言いながら濱ちゃんにそのままAを渡すと器用に受け取って、後は任せろ！言うて歩き出した。
...濱ちゃん嬉しそうやなぁ(笑)
『はい、ここから濱田崇裕さんへバトンタッチです。
腕組んでのエスコートの予定でしたがなんだか、お姫様抱っこされてますね(笑)』
重『あいつちっこいから横歩くより抱えた方が楽なんやろな(笑)』
中『すんません、あいつらがふざけとるだけです(笑)』
スピーカーからは司会者さんだけやくて、しげと淳太の声まで聞こえる。
え、何あいつらマイク持ってんの？嘘やろ？(笑)
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久美子 - 素敵なお話読みました^_^これからもたくさん素敵な作品期待しています (2023年4月30日 16時) (
レス) @page22 id: d96627eac3 (このIDを非表示/違反報告)
あかりん(プロフ) - 良過ぎて、一気に書いたんですが日本語おかしくなってました。すみません^^; (2021年4月20日 19時) (レス) id: 27a0f8c8e5 (このIDを非表示/違反報告)
あかりん(プロフ) - 素敵でした。全部、いっきに読んでしまいました。主さんの言葉の使い方がすごく好きです。読みながら終始笑ったり、涙が出たりと、、素敵だお話を書いてくれてありがとうございます！！また、素敵なお話を読ませてください！ほんまに、ありがとうございました！ (2021年4月20日 19時) (レス) id: 27a0f8c8e5 (このIDを非表示/違反報告)
のら(プロフ) - 未来さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！小瀧さんならきっと素敵な恋してるはず...！(笑) (2020年6月7日 22時) (レス) id: c16071a927 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 素敵すぎてもう....なんか泣きそうです笑のんちゃんもいい恋できるといいなぁと笑最高でした！ (2020年6月5日 18時) (レス) id: 8bbaf315cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のら
| 作成日時：2019年12月29日 18時
