面接 ページ41
よかった。採用してもらえて。本当に。
目の前の笑顔を見たら余計にそう感じる。
驚かせたいから今日サプライズで登場してなんて、美和から慣れないお願いされたからどうなるか心配だったけど、上手くいったみたいだ。
美「さて、これからだけど。
しばらくは指導期間としてAは私とペア行動だから、現場入りとか各自で行ってもらうのは変わらないからね？よろしく」
「「「「はーい」」」」
皆さんの元へ行くと口々にお祝いの言葉をかけてくれる。
桐「合格おめでとさん！面接どやった？社長にも会うたんやんな？」
「会いましたよ、本当にYOUって言うんですね(笑)」
中「それ全員言うよな(笑)どんな事聞かれたん？」
「そんながっつりは聞かれなくて、簡単な質疑応答と特技披露みたいな...」
重「俺らのオーディションと変わらんやんけ」
藤「特技何したん？」
「あー....」
神「え、何々。気になる」
「いや、言わないです」
重「いや、もうこれ言わなあかん流れやろ」
「嫌です」
望「そんな人に言えないような事したん？(笑)」
「言ったらやってみろって言いません？」
藤「言うな(笑)」
「やっぱ言いません」
重「流星お前余計なこと言いやがって」
神「美和さん見たんちゃうの？」
美「見たよー、かわいかった(笑)」
望「気になる！！！」
重「おっしゃ、ジャンケン勝ったやつだけ見せてもらお」
「はっ！？やだ！！！」
恐ろしく目まぐるしい展開で、私は確実に窮地に追いやられている。
私の声なんて誰も聞いてくれてない。
望「っしゃーーー！！！じゃんっけんっ」
「「「「ぽんっっっ」」」」
「ぅおっしゃーーーーーー！！！！！」
拳を突き上げたのは、神山さん。
中「神ちゃんこういうの強いねんなー」
望「ええもん、俺後でこっそり見せてもらったんねん！」
重「アホか！ズルなしや！！」
桐「ええやんええやん、後々の楽しみにとっとこ(笑)」
濱「ほんま皆、Aちゃん困らせてー」
藤「いい子ぶんなや、濱ちゃんもじゃんけんしとったやろ(笑)」
神「ほら皆一回廊下でてー」
神山さんはテキパキと皆さんを廊下に連れ出す。
美和はファイトなんて私の肩を叩いてまだごねている小瀧さんを押し出し扉をしめた。
神山さんはくるっと私の方に向き直るとにっこり微笑む。
神「ほんじゃ、見せてもらおかな」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 919人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：のら
| 作成日時：2019年4月24日 0時
