デビュー ページ36
藤井さんの実体験を元にしたストーリーという発言。
つまり最初合格?デビュー?が決まったのは4人だけだったのかな...。
詳しい事はDVDでは語られていなかったから、またもやネットを検索。
ファンの方のブログ記事や動画に編集されたもの、いろんな形でデビューへの流れが綴られていた。
その中で本人達のインタビュー記事をまとめたブログを見つけ内容を確認する。
年表の様にデビューまでの流れに合わせて、それぞれのインタビューを載せてるブログはとても長くて。
読み終わるのにはそれなりの時間がかかった。
そしてわかったのは、決して楽じゃなかったデビューまでの皆さんの道のり。
ついさっきまでテレビ画面で笑顔の彼等を見ていたばかりだから、よけいに胸がぎゅっと苦しくなる。
10代〜20代。
子供とは言わない。きっと幼い頃からずっと厳しい世界で仕事をしてきた彼等だから、同世代より大人の事情とかも理解があるはず。
だからって全てを了承できるはずがない。
今の7人で肩を並べる事が出来るまでに、彼等はどれだけ悩んで傷ついてきたのだろう。
どれだけの力で踏ん張って、挫けずに立ち続けたんだろう。
本当に、すごい人達なんだ。
私って、もしかして結構ちょろい女なのかな。
もう、こんなにも彼等の持つ魅力に惹かれてる。
彼等をもっと輝かせる力になりたいと思ってる。
面接頑張ろう。
絶対に受かってみせよう。
いつの間にか酔いは醒めていて。
もう遅いし寝てるかもしれないけど、美和に連絡を入れる。
『今日はご馳走様でした。
あの後、小瀧さんからWESTのDVD貸してもらって、今少し見てたよー
私マネージャーやりたいなって思った。
面接頑張るね!!
あと、小瀧さんにもお礼言いたいから
確認とってもらってOKだったら連絡先教えてもらえると助かります』
送信。
とりあえず、今日はもう寝よう。
ベットに潜り込んで目を閉じた。
ピコン♪
美「あ、Aから連絡きた」
「今?だいぶ遅い時間やなぁ。なんて?」
美「小瀧からWESTのDVD借りたんだって。
マネージャーになりたいって張り切ってる」
「家帰ってから見たって事か!よぉ眠くならんかったなぁ(笑)
え、何見たんやろ。気になる」
美「それな。てか私達もそろそろ寝よ。
あんたは明日オフだけど、私は朝から仕事なんだからね」
「はいはい」
遠い空の下そんな会話がされているとは知らず、
私はなぜか桐山さんと焼肉食べ放題に行く夢を見ていた。
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作者名:のら | 作成日時:2019年4月24日 0時