7色の後ろ側《赤》 (ページ25)

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食事会① ページ25

お店に着くと美和が入り口で待っていてくれてた。
他のメンバーはもう中にいるらしい。
そりゃ外にいたら目立つよね。

「お待たせ！....高そうなお店だね」

美「いえいえ。まぁね、安くはないよ。でもその分美味しいから」

はいろーと言って扉の中へ向かう美和の後ろについて行く。
案内されたのは広めの個室で皆さんは先に座って待っていた。

「お待たせしてすみません」

桐「ええよ、ええよ。こっち座りー」

「あっ、えっ、...はい」

空いていたのは桐山さんと神山さんの間。
え、間？2人の間に座るの？
中間さんの隣の角席も空いてるけど、桐山さんがぽんぽん叩いてるのは間の席。

「...すみません、失礼します」

神「むっさい男ばっかでごめんな、飲み物何にする？」

「皆さんお酒飲まれるんですか？」

中「俺は好きやから飲むよー、神ちゃんなんかは弱いやんな」

神「皆んなでのご飯の時は何杯か飲むけどな、眠たなんねんなー」

桐「Aちゃんは飲める人？」

美「Aは結構飲むよねー、私と淳太ほどではないけど」

美和が中間さんの隣に座る。

美「生の人手あげてくださーい。肉は適当に頼みまーす」

濱「美和さん俺ウーロンハーイ」

美「はいよー」

美和が注文してくれて、すぐに飲み物が運ばれてきた。

重「濱ちゃん乾杯言うてー」

濱「ほんなら、いろいろありましたけども。
Aちゃんのおかげで今日の仕事も無事終わりまして。
ほんまにおちゅかれしゃあっ...」

「「「「お疲れ様でしたーーー！！！」」」」

濱田さんの噛んだ事をキレイにスルーして乾杯。
濱田さんもおっしゃぁー！と謎の気合を入れて皆さんとグラスを合わせている。

私も向かいの中間さん、美和、両隣の桐山さん、神山さんとグラスを合わせた。