7色の後ろ側《赤》 (ページ14)

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撮影② ページ14

カ「オッケー！次神山くんと重岡くんペア撮るよー！」

カメラマンさんの声が響くと、重岡さんは素直に離れてくれた。

重「大友やなくてニコニコ天使ちゃんのええとこ見せたるからな！！」

と謎発言をするとよろしくお願いしまーすと元気にカメラマンさんの元へ向かう。

神「立ってるの疲れたらそっちの椅子座っててええからねー」

神山さんは終始気遣ってくれる。
それにしてもニコニコ天使ちゃんって何それ。

桐「自分めっちゃ怪訝そうな顔しとるで(笑)」

私の顔を見てけらけら笑う桐山さん。

濱「なぁー、あんなんガツガツ来られたらなぁ、なんやこいつってなるやろなぁ」

うんうんと頷く濱田さん。

「....ニコニコ天使ちゃんって何ですか？」

桐「ふぁ！？それでそんな顔してたん！？
あかんめっちゃウケんねんけど(笑)」

濱「なぁー、そんなん俺らん事知らん人からしたらなぁ、なんやこいつってなるやんなぁ」

ゲラゲラ笑う桐山さんと、なぜかさっきとまったく同じトーンで話しながら頷く濱田さん。

桐「あーおもろかった(笑)
ニコニコ天使ちゃんはな、しげのあだ名やな(笑)」

中「ぜんぜん天使ちゃうけどな。Aちゃんにもウザ絡みしてたやろ？
ほんっまアイツなー、初対面とか御構い無しやから」

飲み物片手に現れたのは中間さん。

「お疲れ様です」

中「お、ありがとさん」

ニコッと笑う中間さんは、なんだか一番アイドルっぽいかもしれない。
そして続くように駆け寄ってくる小瀧さん。

望「Aさんどやった？俺キマってたやろ？」

本当はそこまでしっかり見てなかったけど、
正直に言ったら面倒なのわかりきっている。

「はい、かっこよかったです」

望「んふふ。やんなぁ、せやんなぁ」

満足そうで何よりです。