7色の後ろ側《赤》 (ページ13)

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撮影① ページ13

「「「「よろしくお願いしまーす！」」」」

望「時間押してしまい申し訳ありません！
よろしくお願いします！」

皆さんがスタジオへ入り、小瀧さんがスタッフさん達に頭を下げる。

カ「いいよいいよ！早く取っちゃおー
まずは中間くんと小瀧くんと藤井くん3ショットね」

「「「はい！」」」

呼ばれたメンバーはカメラマンさんの方へ、
残りのメンバーは奥に用意されているテーブルに向かった。

こういう所初めてきたけどすごい。
大きい照明とかカメラマンさんとか、メイクさん、衣装さん。他にもいろんな人がいる。
この撮影に沢山の人が関わっている事がわかる。

美和は撮った写真が載ってるパソコンを真剣な目でみてる。
こういう所もマネージャーの仕事なんだ。

邪魔にならないように入り口付近に立っていると、神山さんが近づいてきた。

神「居心地悪ない？こっちおいでーって言いたいけどそれも余計気まずいやんな？(笑)」

「正直私場違いなので居心地悪いです(笑)
でもこういう現場見られるのって貴重だと思うので、面白いです」

神「確かに、そうそう見れるもんちゃうしなぁ。
Aちゃんはお仕事何してんの？」

「あー....、花屋で働いてたんですけど2ヶ月前に辞めてます」

神「うっわ！お花屋さん！？
ええなぁ、似合う感じするわー」

うわー、神山さん声が大きいっ....！
周りの人まで聞こえたんじゃないかと思ってたら、スタッフさん達はまるで気にしていなかった。
さすがプロ。

重「なんやチビ！何騒いどんのやぁぁぁぁ！！！」

桐「いやお前のがうっさいわ！(笑)」

濱「何盛り上がってんのー？」

しかしWESTの皆さんは騒ぎながら近づいてきた。

神「チビちゃうわ！！つかしげのがうるさいやん！」

重「なんやとぉぉぉぉ！！！」

....重岡さん本当にうるさい

濱「あぁ、もう。Aちゃんめっちゃ引いてるで。しげ嫌われてまうで」

重「この子俺のファンやし大丈夫やろ！なぁ？」

桐「Aちゃんお前のファンちゃうで。大友ファンなんやって」

重「そんなん俺のファンみたいなもんやろ！なぁ？なぁ？」

「.....」

桐「困っとるから。本格的に困っとるから！」

詰め寄ってくる重岡さんを止めながらごめんなぁとやさしく言ってくれる桐山さん。

偏見だけど、ジャニーズって自分大好きで何でも思い通りが当然みたいな人かと思ってた。

でもこうして少し話すと中身は普通の男の人なんだってわかる。