花宮廚な俺の日々＜男主＞ (ページ12)

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[番外編]待ってました花宮君　１ページ12

12/31 大晦日、クリスマスを花宮君と祝えなかったのでやっと２人きりのイベントです

シリーズ２の大人になった花宮君とA君をお楽しみ下さい
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ーAー

皆さん、こんばんは

Aです！

仕事の関係でクリスマスを真と祝えなくて

不機嫌な真君の横に座りながら紅白を観てる俺

「真、まだ機嫌直してくれないのか？」

真「別に機嫌悪く何か無いし、つか俺もう寝る」

そっけなく返事をする真

あ、でも俺も行かないと動かないのか？

言葉とは裏腹に今も俺にくっ付いている

あぁああーー、

可愛い

「一緒に風呂入るか？」

俺の提案に少し遅れながらも

頭を縦に振る

「ん、行こうか」

＜風呂＞

「んーーー、気持ちいいわ」

はぁーーと溜め息が漏れる

湯船に浸かる俺の膝の上に乗る真

そー言えば、学生の頃はこんな風に風呂に入って考え事よくしたっけ？

そん時は真はいなかったし

真とこうなれるなんて思ってなかったし

真「何考え事してんだよ？」

不満顔の恋人

「ん？オマエの事考えてた、昔のね」

真「あっそ」

そっけないように感じるけど少し嬉しそうに聞こえた

真「でも、¨昔の俺¨じゃなく¨今の俺¨の事だけ考えてればいいんだよ」

耳まで真っ赤になりながらも

最後まで云いきる

「ホンット可愛すぎ」

真「バカッ」

涙目になってるし

「絶対俺以外にその顔見せるなよ？」

ギュゥっと真を抱きしめる

その俺の手をしっかりと掴んでいる真にはにかんでしまう

本当に何処まで可愛いんだか

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