第十一話 「驚愕の事実」 ページ12
＊
土井side
「なんですって！！？」
早朝、学園長庵に安藤先生の驚いた声が響き渡る。
「安藤先生....まだ生徒も寝ている時間ですし、あまり大きな声を出さないでもらえませんか...」
「これが声を出さずにいられますか！！
先日保護したくノ一がツキヨタケ城の道具であり兵器だということに！！」
＊
先日の牛刻、忍術学園の教師たちは保護したくノ一について調査していた。
そして村人、旅人、忍び仲間....さまざまな人間に声をかけ、調べ上げた結果がこうだ。
彼女は戦災孤児らしく、
焼き払われた村の中からツキヨタケ城城主に拾われ、
彼女の潜在能力を見据えた城主はくノ一として育て上げる。
その後、あらゆる鍛錬を生き抜いた彼女はツキヨタケ城の＜兵器＞と呼ばれるほど強大なくノ一になった。
それに加え、暗殺、剣術、火器、兵法まで全てにおいてたけた能力を持っていると言う。
「あまりにも突拍子のない話ではありますが.....それが本当だとしたら今の我々は彼女の手の内ですぞ。」
「確かに、それほどの人間なら何か企みがあって忍術学園に入り込んだのかも知れません。」
＊
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ー作者よりー
Aちゃんの能力を知って驚く先生方でしたが、イメージが湧くよう例えると、
たまたま自分にできた大人しそうな友達が、急に道端でバク転を５回くらいし出すのを見たときのような感じです。笑
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春の黒猫(プロフ) - 依利さん» コメントありがとうございます！すごく励みになります...頑張ります^ ^ (2020年10月12日 21時) (
レス) id: aee551e7f9 (このIDを非表示/違反報告)
依利 - すごく面白いです！更新楽しみにしてます！ (2020年10月11日 21時) (レス) id: ed636e8d4e (このIDを非表示/違反報告)
春の黒猫(プロフ) - 菜々さん» コメントありがとうございます。読者様が苗字を設定しない場合、元々の主人公の苗字を設定しておいて欲しいとの事でしょうか...？一応この小説は苗字と名前の設定が可能になっておりまして、あえて苗字を設定していないのですが...(･･;) (2020年10月9日 16時) (レス) id: aee551e7f9 (このIDを非表示/違反報告)
菜々 - こんにちは読みたい所ですが設定のとこ少し直した方思います参考なったら嬉しいです例えば→夢崎（名前）。こんな感じです読みづらくすみません (2020年10月8日 16時) (レス) id: ea6e979d26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春の黒猫 | 作成日時：2020年9月22日 16時
