過去︰吐き気がするよ。最悪だ ページ24
きっと入院していても家族は金を払ってくれては居なかったのだろう。別にそれはそうでも良かった。
だけど、そのイジめが半年続いた時。その子は、俺の目の前で自i殺した。後にはニヤニヤと笑っている母親。一瞬で物事が分かった。
“ああ、ここにも母親の手が回っていたのだろう”
あれだけ優しかった親友が急変したのも、母親に脅されていたからだろう。最悪だ。激しい怒りと悲しみの感情が渦巻いたし、吐き気もした。だけど、俺は涙一つ出はしなかった。
親に外で暮らせと言われて、数日。俺は少し散歩をしていた。そのまま、逃げれば良かったのに?逃げたさ。裏側の世界にね。
ギャングや不良達が屯する裏路地と地下街。そこに行きたいと思う光の世界にいる人間は居ない。だから丁度良かったんだ。だけどこんな場所に行けば人売りが一人は必ずいる。だから最悪だったんだ。
誘拐され、殴られ、蹴られ、切られ、鉄の首輪を着けられ。最悪だったよ。それが約三年続いた。
実家では月一のご飯に猛毒を盛られ、裏側の世界では誘拐されまたご飯に猛毒を盛られる。逃げ出す前と同じだった。何度死にたいと思ったか。
だけどね?前と違うことがあるんだ。
救い手が居たんだよ。その、組織と敵組織の抗争を利用して俺は逃げ出した。
その時に出会ったんだ。最高の世界を。
敗者達が集まる場所。そこに俺はたどり着いた。そこの奴らも俺を売り飛ばして金を貰おうとしていたが、ソイツ等は手を出しては来なかったんだ!何故だろうね?
後にソイツ等は後に黒豹の幹部へと昇格する事になった。
敗者視点
黒髪の紫色の目をしたチビが俺達の場所に踏み入ってきた。敗者の裏路地。そう言われていたから、舐められているのかと思い、売り飛ばそうとした。だけどよ?俺達はビビったんだ。その真っ黒な光を持っていないし誰も信用していない紫色の黒く濁った目に。俺達はそのチビに名前を聞いた。時止リツそう言った。
意外と強いソイツ否、リツに俺達は付いて行くと決心した。
『六面者は潜入と暗殺を好む。聞いた事あるかい?まぁ、気がついた所でももう遅いさ。
さぁ、選べ。殺されるか、俺達黒豹の傘下に入るか』
そこから三年間で最恐へと上り詰めた黒豹の長は、十六歳で増水した川に落ちて死亡した。
戸籍は無く、今も警察が家族を捜索している。
目撃者の話によれば、寝たように気絶し川に落ちたとの事。
これが物語の始まりだった。
86人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ねこぼん - ゆきんこにゃんこさん» おねがいします!!!マジで、見てるやつ無くなると暇になるので....!! (2023年3月19日 15時) (レス) id: 570b6ad7f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこにゃんこ(プロフ) - 私も頑張ってヒロアカ書きます!! (2023年3月18日 22時) (レス) id: 90f48dae40 (このIDを非表示/違反報告)
ねこぼんの巣穴 - ゆきんこにゃんこさん» サブアかです。まじですか!?あのゆきんこにゃんこさんが僕の小説を読んでくれているとは....!ヒロアカのやつ読んでます!!最高です!!部活頑張ります!! (2023年3月18日 21時) (レス) @page13 id: 24e1364ee4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこにゃんこ(プロフ) - 更新遅くなっても見させてもらいます!この作品が好きです!!部活頑張ってください! (2023年3月18日 13時) (レス) @page13 id: 90f48dae40 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ねこぼん | 作成日時:2023年3月6日 10時