神の気まぐれで転生させられたら文ストの世界に飛ばされた!? ２

カリュブディス３ ページ46

次の日。まさかこんなにも早かったとはね、、こんな直ぐにカリュブディス戦が来るなんて思っても居なかった．．．。タイミングが悪かったのだろうね。


リムル「ミリム。これは俺たちの国の問題だから御前は留守番な」
ミリム「ﾊｯｯ!!?何故!!?何故なのだっ!!?」
『安心しろミリム‼!危なくなったら二人でワンパンしようぜ！！』
ミリム「そうか‼!わかったのだ‼!」
『「ガッ」』

リムル「(えぇ、、なんかすごい友情が出来上がってるんだけど．．．)」


それから数時間後。カリュブディスは無傷だった。だから言ったのに．．．リムルたちじゃ勝てないよ。って。その時。リムルから連絡が来た。


リムル「リツ！！ミリム‼!狙いはお前たちみたいなんだ。今更なんだが．．．」


どうやらリムルはミリムと俺を戦場に出るなと言っていたから申し訳ないらしい。ヘタレかよ！


『いいよ。なかなか倒されないもんだから苛ついてたところだったんだ。ミリム』
ミリム「ﾊｯｯ、な、なんなのだ!!?別に寝てたとかじゃないのだ！！」
『うん。いいから行くぞ。カリュブディスが俺たちと遊びたいらしいからな』
ミリム「そうなのか!!?」
『うん。リムルからは中身を生かしてカリュブディスを倒せって言われてるから手加減しろよ?』
ミリム「わかったのだ‼!」


俺とミリムは上空に浮かび、カリュブディスの方を向いた。中身はフォビオで俺たちに強い怒りの感情を向けていた。何故だろうか？？先にやってきたのはあっちだろう?何故俺たちが恨まれなければいけないんだろうか？リムルたちに撤退指示を出し、協力者たちを安全な場所に移してもらった。
仲間の攻撃で死んでしまったら嫌だからな。俺でも嫌だ。


『異能力＿＿＿＿＿幻夢世界。＿＿陽光黒炎覇加速励起』
ミリム「竜星爆炎散！！」


カリュブディスに炸裂した国を滅ぼせるくらいの火属性攻撃。あれを食らったフォビオが生き残れるのが不思議なくらいだ。生命力ゴキ○リだな。俺のサンドバックに合格できそうだね。
丸焦げになったフォビオが落ちていったが、リムルが受け止めて呆れたような顔をこっちに向けた。


リムル「いい手加減だったよ」


フォビオを地上におろし、リムルがカリュブディスの生存核を暴食者で取り込めば治療は完了する。そうすればフォビオは生存でき、カリオンには借りが作れてお得。と云うことになる。流石大賢者!!
治療が完了し、カリオンが姿を見せ、部下を回収し俺のことを警戒して帰っていった。酷くね?泣くよ?

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