神の気まぐれで転生させられたら文ストの世界に飛ばされた!?

天真爛漫な名探偵８ ページ34

乱歩「こらー!!!案内係ー!!!!僕一人じゃ探偵社に帰れないでしょうがー!!!!」

先に歩いていた乱歩さんが後の二人に呼び掛ける。大声で。
それで起きてしまった一人の眠り人

敦「なんとなく分かりました。」

太宰「ん？」

敦「探偵社の皆が乱歩さんを敬う理由が」

敦の言葉に微笑む太宰。

乱歩「______僕が良ければ全て良し!!!!」

スタスタスタ。
もう取り調べが終わって帰っている途中みたいだ。

『ふわぁ...........んー.....あれもう取り調べ終わってる。
........この異能力の副作用が無ければなぁ...いちいち寝なくていいのに.....』

乱歩「あれ、起きちゃった？ごめんねー」

『....全然大丈夫です.......浅眠りだったので......』

乱歩「ならよかった。」

敦「所で副作用って？」

太宰「そういえばリツちゃんの異能力について聞いていなかったね。」

敦「？」

『俺の異能力は時空間操作。重力、空間、情報。その時空にあるもの全てを操れます。』

太宰「それなら情報を操作して、寝なかったらいいんじゃないかい？」

『だと良いんですけどね.....。強制だったみたいで.....』

流石に神の力には抗えなかった。

乱歩「.......君さぁ。隠してるでしょ。」

『へ？』

.......何のことやら

乱歩「異能力だよ。二つ持ってるんじゃないの？」

『あれー.....バレたか。
俺はあれです。えーっと(゜-゜)......二つ持ちです。
一つは陰獣。さっき説明した奴。
二つ目は幻夢世界。異世界の能力"スキル"を使える能力です。』

太宰「珍しいね......例えば？」

『今も使ってますけど、耐性とかですかね。』

敦「耐性？」

『痛覚無効、熱変動体制、毒耐性、状態異常無効化、精神攻撃耐性に全属性無効化、刺突体制、魔法攻撃耐性、時空操作妨害無効、能力妨害無効.....他にも色々あります。』

乱歩「へぇ....凄いじゃないかー!!流石は僕の助手だ!!でももう一つ使ってるでしょ」

敦「まだあるの!!?」

『万能感知ですかね。360°約1km先でも視覚外で見えない所も見えます!!
目が悪い俺には滅茶苦茶嬉しい能力です!』

太宰「視力はー???」

『右0。左0.1』

右は糞ばーばーに棒で突かれて失明しちゃったんだよねー

太宰「悪過ぎでしょ。」

『ずっと暗闇で過ごしてましたから仕方がないです。』

敦「痛みも感じないなんて.....!!!しかも再生能力も.....!!!!戦いやすそうですね」

『戦いやすいと云うか、これ異能力じゃ無いから太宰さんの人間失格効かないんだよねー。はははー』

異能力と云う名のスキル→←何処かヌケている天真爛漫の名探偵７

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