鍛錬 ページ3
『んじゃぁ中へ行くか！煉獄も、こいつにどんな鍛錬つけるか見てくだろ？』
天元はそう言うと杏寿郎へと視線を移す。
『ああ！！ぜひそうさせて貰おう！！』
天元の言葉を聞いた杏寿郎は大きく頷いた。
『あ！天元様、おかえりなさい。』
鍛錬場に入ると、黒髪を一つに結い上げた女性が気づき声を上げた。
『おかえりなさい！準備は、整ってますよ！』
それに気づいた前髪が黄色で、後ろの黒髪を一つにまとめた女性が振り返る。
『おう！戻ったぜ、雛鶴！』
そう言うと天元は黒髪を一つに結い上げた女性の頭に、ぼんっと手を乗せた。
『まきをも、ありがとうな！』
天元は前髪が黄色で後ろの黒髪を一つに結い上げた女性にも、ぽんっと頭を撫でてやっている。
『こっちは雛鶴、こっちはまきをだ。』
Aに振り返った天元は、二人のことを紹介する。
「はじめまして、AAです。今日からよろしくお願いします。」
『こちらこそ』
『よろしくね！』
Aが頭を下げると、雛鶴とまきをは微笑んだ。
『この三人が俺の嫁達だ！』
天元は三人を抱えるようにして言う。
「とてもかわいらしくて美人なお嫁さん達ですね。」
ふわりと微笑ながら言ったAの言葉に、須磨は嬉しそうに破顔し、雛鶴とまきをは少し恥じらっている。
『まぁな！派手にいい嫁だろ！！』
天元は自慢げにそう答えた。
『ま、ざっとこんな感じだな。とりあえず、あいつには投擲から鍛錬するぜ。それができるようになったら弓を教えてもいいかもしれねぇな』
一通りの紹介が終わった後、天元は杏寿郎を連れて鍛錬場の中で、今後の予定を話していく。
『ふむ…。やはり宇随に頼んで正解だったな！！』
説明を聞き終えた杏寿郎はそう言うと、にこっと笑う。
『まぁな！派手に任せとけ！！』
それを聞いた天元も、ニカッと笑い満足気だ。
『では、Aのことを頼む！！A、無理は禁物だ！！』
今後の予定を聞き終わった杏寿郎はそう言うと、任務に向かうべく宇随邸を後にした。
『では始めましょう！』
雛鶴の言葉を皮切りに、Aの鍛錬の日々は始まった。
「ほんと…ごめんなさい…」
ゼェゼェと肩で息をし膝を床についたAは、三人に謝罪の言葉を口にした。
『さ、最初なんてこんなもんだよ！大丈夫！これから練習すれば、上達するよ！』
『そうですそうです〜！』
まきをがそう言うと、須磨も何度も頷く。
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さや(プロフ) - 更新ありがとぉ〜！いつにも増して引き寄せられるのたまらない(´﹃｀)のらは状況を説明してくれる文がほんと丁寧だから、アクスタを前に妄想しながら読んじゃったよ(*ˊᗜˋ*)wいい萌えをありがとう♡!! (2023年2月27日 1時) (
レス) @page37 id: 7025e10926 (このIDを非表示/違反報告)
cocoa152(プロフ) - さや、コメントありがとう♡やっと再開(´；ω；｀)待っててくれてありがとうー！！(*´˘`*)♡ (2022年10月23日 21時) (レス) id: 5021f8e528 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - のらの新話がもう読めた(;//Д//)‼すけこまし扱いされてる煉獄さん助かる(੭ु//́Д/̀/)のら再開ありがとぉ♡♡ (2022年10月23日 21時) (レス) @page29 id: 7025e10926 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - cocoa152さん» 一応お伝えします。鬼滅の妖怪奇談にでているジバニャンやかごめの台詞は、兵庫水軍と犬夜叉異聞路という私の別の作品に在ります。宜しければ其方も是非。まだ完結はまだですが… (2022年4月25日 21時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
cocoa152(プロフ) - みこち様、初めまして。コメントありがとうございます✨楽しんで頂けて嬉しいです(*≧▽≦)読みに行かせていただきますね♪ (2022年4月25日 18時) (レス) id: 5021f8e528 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のら | 作成日時：2022年3月26日 11時
