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長年の経験ですごい技術を身につけていたり、仕事に対してしっかりした考えがあったり。…と思えば、鷹岡みたいに"ああはなりなくないな"っていう人もいて。
いいなと思った人は追いかけてダメだと思った人は追い越して…大人になっていくということは、きつまとそれの繰り返しなのだ。
すると、ドドーンとすごい爆発音がして皆海の方へまた目を向けた。
「爆発したぞ!!」
「殺れたか?」
とはいえ、結果は皆うすうすわかっていて。烏間の反応を見てもそうだ。
「先生のふがいなさから苦労させてしまいました。ですが皆さん、敵と戦いウイルスと戦い、本当によく頑張りました!」
「おはようございます殺せんせー。やっぱ先生は触手がなくちゃね」
「はい、おはようございます。では、旅行の続きを楽しみましょうか」
いつの間にか生徒達の後ろへ移動していた殺せんせーは南の島に来た時のアロハシャツに着替えていた。
「旅行の続き…ったって、もう夜だぜ。明日は帰るだけだし」
「1日損した気分だよね〜」
しかし、殺せんせーは夜だから良いのだと不敵に笑う。昨日の暗殺のお返しにスペシャルイベントを用意したと言う。そのイベントとは…
「真夏の夜にやる事はひとつですねぇ」
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作者名:野乃梅 | 作成日時:2023年7月30日 0時