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オーラスが終わり、無事にライブは完走した。
しかしこれから会場入り口でのミニ握手会がある。


急いで舞台袖から会場入り口へと向かうと、もうすでに行列ができていた。
まずい、急がなければ。

簓さん、手を振った時少し顔が赤かった。
もうすでに好きと言われてるから当然なのだが、そういう反応をされると意識し始めた自分にとっては気持ちが昂ってしまう。



入り口に設置されているロングテーブルに付くと、ファンの人たちが待ってた!と言わんばかりに拍手をくれた。



アイドルを始めた時、自分を変えたいからと言ったものの絶対に向いてはいないと思っていた。
それでもファンの人や一郎たちが支えて応援してくれたから、何度もセンターに立たせてもらえたし、単独でのお仕事もたくさんさせてもらえてとても充実していた。


人生が変わった瞬間だった。
今は一般人だけど。


そんな感謝の思いを馳せながら、ファンの人たちと短いながらにお話をして握手をさせてもらう。

その中で、今は何をしているの?という質問がたびたびあった。


「今は、カフェをしていますよ。オオサカで」
そう答えると、みんな行きたい!と言ってくれる。


ふむ、忙しくなると思ってあまり計画していなかったが、ファンの人に向けて情報を出していくのもいいのかもしれない。
特に、絶対知られたくない!というわけではなかったので、何人かの古いファンの人には場所も伝えた。


あまり情報広まりすぎると、従業員が私1人なのでてんてこまいになってしまう。
そうならないといいけど。


最後の1人と握手をして、ファンのみんなを見送った後、私は再び衣装着替えの楽屋へ戻った。

時刻はまだ13:00。
みんなお腹すいているだろうから、どこかへ食べに行こうと思っている。
未成年がたくさんいるからどれくらいの食費になるかわからないけれど。


***

衣装から私服は着替える。
そしてみんなを待たせている楽屋へと向かった。

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設定タグ:ヒプノシスマイク , 白膠木簓 , hpmi夢   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 設定も文章の書き方もめっちゃ好きです...!素敵な作品をありがとうございます🥺💗続きを楽しみにしています♡ (2022年4月11日 18時) (レス) @page20 id: d7bba88e32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ウサミ | 作成日時:2022年3月2日 14時

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