〜3〜 -You side- ページ4
ドン「うへっノーマンが鬼だ」
エマ「レイは？」
レイ「パス」
エマ「ちぇっ、たまには混ざればいいのに
Aは？やるよね？」
『もちろん！』
エマ「やったぁ！」
ノーマン「OK数えるよ」
「いーち、にぃ」
「3、4、5、6、7、8、9、10」
「ほぼ森に散ったな」
木登り、かくれんぼ、鬼ごっこ
小さな頃からこの森で遊んだ
穴のある木、その先に死角になる岩
ハウスを囲む四方の森は
勝手知ったる私達の「庭」だ
――――ハウスの敷地は広い
けど近づいてならない場所が2つある
外へと通じる「門」と
森の「柵」の向こう
理由は重要ではなかった
ハウスにいる限り守るべき規則
“私たちは「外」へ出てはならない”…
だから私もまだ「外」へ出たことはない
けれど「門」へは一度だけ内緒で行ったことがある
普段は閉じてて誰もいない廃墟みたい
エマ「ねぇ“外”へ出たら何がしたい？」
レイ「わかんねエマは？」
エマ「キリンに乗りたい」
レイ「がんば」
エマ「Aは？」
『私？私は…イルカと泳ぎたい！』
レイ「それもがんば」
『なっっ』
ノーマン「この門扉こっち側からは開かないのかな
一体何から僕らを守っているんだろう」
レイ「“危ないから近寄ってはだめよ”…か
あんなの嘘に決まってるだろ」
ノーマン「そうかな」
レイ「ちぇっ大して面白くもなかった
バレないうちにさっさと戻ろうぜ」
この先は外の世界
『ひっ…』
ノーマン「A？」
『な、なんでもない、戻ろ』
エマ「？？」
謎に怪しく光る目が見えたのはきっと気のせい…
そう思いたかったから3人には言わなかった――――――。
あれは何だったんだろう
あれは人だった…？
人の目にしては低い位置に見えた
人じゃない何か？
それって一体―――――――――。
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作者のはるんちゅです！
そういえばレイお誕生日おめでとうございます！
遅れてごめんね(＞_＜")
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はるんちゅ - まちゅさん» ありがとうございます！テスト勉強とかどこかに置いて来ました〜笑 頑張ります！ (2021年2月3日 16時) (
レス) id: fca20e1413 (このIDを非表示/違反報告)
まちゅ - 私も、ノーマン大好きです！ 私もテスト近いので、はるんちゅさんも頑張ってください！ (2021年2月1日 16時) (レス) id: 60551d2c36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海虎。 | 作成日時：2021年1月2日 12時
