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志麻さんとセンラさんを蹴り飛ばしながら移動させたうらたさんは改めて私に向き直り、不機嫌そうに眉を顰めた。
「なんだ、その格好」
「へ？」
「あ、俺の服着とるー」
嬉しそうな坂田さんを軽く睨んだうらたさんは、「そんなかっこしてるからだろ」と呟いた。
「だって仕方ないじゃないですか。スーツにお酒こぼされたんですから」
「もっとマシな服あっただろ」
「皆さんが普段から片付けてくれないからどこに何があるか分からなんですよ！」
「...ちっ、待ってろ」
自室に戻ったうらたさんは、ものの数秒で戻ってきて服を投げつけてきた。
「それ着てろ」
薄手のパーカーと七分丈のパンツだ。
「...ありがとうございます」
「お前の服、何着かここに置いてけ」
「え？」
「あぁ、それがええよ！急にここに泊まることもあるかもしれんし、こういう時にも役に立つやろ？」
「.......そう、ですね」
出来ることなら泊まりたくもないし、二度とこんなことも起きて欲しくないけれど。
「で、今日はさすがに泊まってくだろ？」
時計を見るといつの間にか０時を過ぎていた。
明日も早朝から仕事だし、背に腹は帰られない。
「そうさせてもらいます」
「やったー！A一緒に寝よー！」
「寝ません」
倒れたままの2人を残し、うらたさんと坂田さんは自室へ。
私は客間へと入った。
＊
次の日、志麻さんとセンラさんは昨夜のことを全く覚えてなかった。
「.....え、なんでずっと無視すんの？」
「センラ、なんかしました？」
「お前らもう二度と酒飲むな」
「そうやで！てかしばらくAに近寄んなや！」
「A、どゆこと？」
「触らないでください」
「.....ガチギレやん」
3日ほど無視させて頂きました。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
さやさんからのリクエストで「しません取り合い」でした。
うん、全然取り合ってなくて申し訳ありません！
リクエストありがとうございました(*｀･ω･)ゞ
終わり
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白猫(プロフ) - とても面白かったです！これからも更新頑張ってください！ (2019年12月22日 23時) (
レス) id: 84c6b64b23 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - とてもよかったです！その後話がもっと欲しい！あわよくば誰かと結ばれてほしい！けどそれは難しいか… (2019年10月22日 23時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
しゅん - 更新最近無くて心配です、、、。大丈夫ですか？ (2019年8月17日 11時) (レス) id: d06adecc91 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - リクエストを書いて下さりありがとうございます！凄く良かったです(^^)これからも更新頑張って下さい！ (2019年5月29日 22時) (レス) id: 38fa8cf13e (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - うらたんorさかたんENDがいいなぁ(( (2019年5月26日 12時) (レス) id: 28e750a0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろまゆこ | 作成日時：2019年5月2日 17時
