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urata side
「よし、春樹くんゲームしよ！」
涙を拭いたまーしぃは春樹くんの肩を抱いてリビングに向かった。
「.....てっきり嫌われとんのかと思ってました」
俺もー！とついて行った坂田の背中を見送りながら、センラがぽつりと呟いた。
「あー、シスコン的な？」
「Aちゃんはブラコンっぽいですけど」
「.......あー、弟になりてぇ」
「.....センラもです」
思わず出た本音に2人で噴き出した。
「ま、俺らはAのおにーちゃんポジションでいいんじゃね？」
「とりあえず今は、ですね」
「うらさーん、せんらー！早くー！」
＊
「お、春樹くん結構上手いんやね」
「本当ですか！坂田さんに褒められるなんて嬉しいです」
「こんなお兄ちゃん欲しかったな」
春樹くんの言葉に全員が画面から視線を外し彼を見てしまった。
「え、春樹くん、俺推しやろ？俺とAちゃんが結婚したらほんまのお兄さんになれるで？」
このチャンスを逃すまいと坂田が「どう？俺ええお兄ちゃんになると思うねん」と言い出した。
ここで春樹くんが「いいですね！」なんて言ったらどうする。
坂田はその気になるだろうし、もし春樹くんがAに「坂田さんと結婚して！」なんて言ったらあいつは承諾しかねない。
なんせブラコンだから！
「それとこれとは話が別です」
にこりと笑ったはずの春樹くんだけど、心做しか空気が冷たくなった。
「へ？」
「おねーちゃん、男見る目ないんですよ。だから僕がしっかりチェックしないと」
「へ、へぇー。俺は、ダメなん？」
「んー、坂田さんは寝坊が多いんですよね。毎朝おねーちゃんが苦労するのはちょっとダメですね」
「だから最近東京に遊びに来てるんです」
(やっぱシスコンやったか...！)
(なんか春樹くん怖いんだけど！)
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白猫(プロフ) - とても面白かったです！これからも更新頑張ってください！ (2019年12月22日 23時) (
レス) id: 84c6b64b23 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - とてもよかったです！その後話がもっと欲しい！あわよくば誰かと結ばれてほしい！けどそれは難しいか… (2019年10月22日 23時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
しゅん - 更新最近無くて心配です、、、。大丈夫ですか？ (2019年8月17日 11時) (レス) id: d06adecc91 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - リクエストを書いて下さりありがとうございます！凄く良かったです(^^)これからも更新頑張って下さい！ (2019年5月29日 22時) (レス) id: 38fa8cf13e (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - うらたんorさかたんENDがいいなぁ(( (2019年5月26日 12時) (レス) id: 28e750a0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろまゆこ | 作成日時：2019年5月2日 17時
