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「A、大丈夫？」
「へ？あ、はい。ありがとうございました」
走り去って行く男達をぼーっと見送っていると、坂田さんが顔を覗き込んできた。
心配そうな顔だったのに、すぐに眉間に皺を寄せた。
「...危機感無さすぎや」
「え？...痛っ！」
後ろから叩かれ振り向くと、浮き輪を持ったうらたさんが私を見下ろしていた。
「ほんっとに、お前はバカか！なんで俺らがいないタイミングでそんな格好になってんだよ！」
「せやで？Aちゃんあんま自覚してへんみたいやけど可愛ええんやから気を付けてな？」
「え、あ、はい」
「ご、めんなさい」と小さく謝ると、「なんで俺らが来るまで待たれへんかったの？」と坂田さんが首を傾げた。
待つも何も、1番の危険は身近にあるもので。
その質問に黙って1人の男を指さした。
「志麻さんに絡まれるからです」
「...Aの生足...え、初めてやん.....綺麗...白い.....」
「あぁ...」と納得したような3人は志麻さんの視線から遮るように私の前に立った。
「志麻くん、ステイ」
「なんでや、センラさん！触らせてくれぇ！」
「まーしぃ、もういろいろアウトだから」
「うらさんの生足で我慢せぇ。白いし」
「おい、坂田、俺を巻き込むな」
「A逃げろ！」と坂田さんに背中を押され浅いプールに逃げ込んだ。
そのまま水の掛け合いになる。
「ちょ、やめてください！化粧落ちる！」
「前髪あかんくなるからやめて！」
「じゃあセンラマン」
「俺も勘弁してぇー！」
「Aー！足触らせろー！！」
慰労になったかはさておき、久しぶりのプールを存分に楽しんだ。
(.....忘れてました、プールのあとのこの疲労感)
(.....しんどい)
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
みぃさんからのリクエストで『みんなでプールに行き、そこで夢主がナンパされて4人が助ける』でした。
リクエストありがとうございました！
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白猫(プロフ) - とても面白かったです！これからも更新頑張ってください！ (2019年12月22日 23時) (
レス) id: 84c6b64b23 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - とてもよかったです！その後話がもっと欲しい！あわよくば誰かと結ばれてほしい！けどそれは難しいか… (2019年10月22日 23時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
しゅん - 更新最近無くて心配です、、、。大丈夫ですか？ (2019年8月17日 11時) (レス) id: d06adecc91 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - リクエストを書いて下さりありがとうございます！凄く良かったです(^^)これからも更新頑張って下さい！ (2019年5月29日 22時) (レス) id: 38fa8cf13e (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - うらたんorさかたんENDがいいなぁ(( (2019年5月26日 12時) (レス) id: 28e750a0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろまゆこ | 作成日時：2019年5月2日 17時
