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soraru side
「そらるさん、朝ごはんはどうしますか？」
「コーヒーだけでいいや。.....あと、」
「え？...ぶっ」
支度を終えたAの鼻をぐにっとつまむ。
「俺のことはなんて呼ぶんだっけ？A」
「...彼方さん」
「ん、いい子」
そう言って鼻にあった手を移動させて、さらりとAの頬にかかった髪を耳にかけた。
みるみるうちに真っ赤に染っていく顔にゆっくりと近付く。
何度しても初々しい反応をする彼女に、可愛いな、なんて思いつつ目を閉じた。
「...っ、」
ピンポーン
吐息がかかるほど唇が近付いたその時、インターホンが鳴った。
一瞬動きを止めてしまったけれど、それを無視してまた顔を近付ける。
ピンポーン、ピンポピンポピンポピンポピンポーン
「.......ﾁｯ」
うるさい。
けたたましくなり続けるインターホンに小さく舌打ちをして、不機嫌な様子を隠さずどかどかと玄関に向かいドアを開けた。
「うちのマネージャーお迎えにあがりました〜」
ニッコリと笑いながらやってきたのは浦島坂田船の4人。
「.....もしかしてわざとやってる？」
「何がですか？」
白々しく言ううらたくんに少しイラッとした。
結婚して大きく変わったことの1つ。
今まではAが彼らの家に迎えに行っていたけれど、4人の方から俺達の家に来るようになったのだ。
今まではわざと間に合わせてなかったんじゃないかと思うほど、毎日同じ時間にやってくる。
「A〜はよ行くで」
「今日は夜まで一緒やなぁ」
「そらるさん、Aちゃん借りていきますね」
センラくんに連れていかれるAの腕をグイッと引き寄せた。
「...っん、」
大きく見開かれた目と零れた甘い声。
後ろから聞こえる坂田の悲鳴が気にならないほど、俺は優越感に浸っていた。
ゆっくりと唇を離し、極めつけの一言。
「帰ったら子作りしようね」
顔を真っ赤にして口をぱくぱくさせるAは、「そらるさんのハレンチー！」と叫ぶ坂田に引きずられて行った。
これは、俺だけの特権。
(...ていう夢を見たんだよ)
(大丈夫ですか、そらるさん)
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
前作でコメントに沢山寄せられたそらるさんオチを...とのお声を形にしてみました。
これで大丈夫だったでしょうか...？
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まろまゆこ(プロフ) - まし@志麻リス?さん» 教えて頂きありがとうございます！修正させていただきます〜。 (2019年5月3日 8時) (
レス) id: 0a41dd36db (このIDを非表示/違反報告)
まし@志麻リス?(プロフ) - すごい面白いです！！岡山弁なのですが、めっちゃ可愛ええがん！だと思います……！細かい指摘で気分を悪くされたら申し訳ございません…… (2019年5月3日 7時) (レス) id: 10de6dbefd (このIDを非表示/違反報告)
まろまゆこ(プロフ) - こちらこそありがとうございました！私も書いていておいて何ですが春樹くんお気に入りですww是非出させてください！ (2019年5月1日 19時) (レス) id: 0a41dd36db (このIDを非表示/違反報告)
?智毅?嵐・ジャニーズwest(プロフ) - ありがとうございますした！めっちゃめちゃよかったです！そらるさんからの遅れた連絡で笑いましたww春樹くん…お気に入りキャラになりそうwwまた何かの機会で出していただけたら幸いです！あ、そうだ、また今度春樹くんについてのリクエストしますね (2019年5月1日 19時) (レス) id: 883f93b667 (このIDを非表示/違反報告)
まろまゆこ(プロフ) - あんみつ@crewさん» こちらこそリクエストありがとうございました！恋愛感情、あんな感じで大丈夫でしたでしょうか？これからもよろしくお願いします。 (2019年5月1日 13時) (レス) id: 0a41dd36db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろまゆこ | 作成日時：2019年4月22日 18時
