絶対なんて、この世にない。-2- (ページ6)

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-6- ウニョクside ページ6

おせっかいだってことはわかってる。
二人の問題に、俺が口出しするのは出過ぎた真似だとわかってる。
けどどっちも俺にとって大事な友人なんだ。
仲間として、友達として、放っておけない。
2人はきっと上手くいくだろうって思って見守ってた。
家に遊びに来た時も仲良くぴったり寄り添ってニコニコしてて、2人とも可愛くて羨ましいほどだった。
それなのにいつかすれ違いが生まれて、だんだん会わなくなって、結果別れた。
別れを切り出したことに苦しむドンへに、辛くなんかないって強がるA。
2人とも大バカだよ。

－－－"ドンへ…、会いたいよ、早く来て、会いたい…"

俺にかかってきたその電話は悲しくもあり、ホッと安心もした。
そんな辛そうな声出させたのはドンへなのに、Aが求めてるのもドンへ。
よかった…、まだAは、ドンへのこと好きなんだ。
だったら俺にできることは、なんだろうか。

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