SJ...Sweet story... (ページ16)

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しばらく寝顔を見てると私も眠気が襲ってきて、すぐに眠りに入った。
でも寝てしばらくしてから、トイレに行きたくなって目が覚めた。
時計を見ると深夜2時。
そっと起こさないように体を起こし、繋いでいた手を離して立ち上がると、ジョンスの声が。

「どこいくの…？」

寝ぼけた低い声で少しだけ目を開けてこちらを見ていた。
気をつけてたつもりなのに起こしちゃった。

『お手洗いだよ。すぐ戻るから』

「ん…まってる…」

急いでトイレから戻ると、目を閉じて寝てるみたい。
そろーっとベッドに入って寝ようとしたら、背中をトントンってつつかれた。

「まってるっていったでしょ…」

『寝てるのかと思って…ごめんね起こしちゃって』

「つないで…」

私の手を探してるのがわかる。
見つけるとぎゅって、さっきみたいに握る。

「もうどこにもいかない…？」

『行かないよ、ずっと繋いでるから』

「ん…」

そしてまた眠りに入る。
ジョンスのこんな姿を見れるのは、きっと私だけ。
私しか知らない、彼の裏の顔。