エピソード61 "嘲笑う男" ページ20
・
「うざってェー！！」
ビビの匂いを辿っていたパル…だったが
『待てー！ブラックウルフ！！』
『逃がすなー！』
『そいつを捕まえろー！』
海軍兵に追われていた
「あーっクソっ！
走っていた足を止め振り返る
゛
そう呟いたと同時に遠吠えをする
まるで月に向かって歌う狼のように
『なんっ…！？』
『力がっ…』
「あまり無理して起きてんな…
死ぬぞ」
.
※
.
「ただでさえ体力ねェのに、無駄な体力使わせやがって」
屋根に登り知ってる匂いを探す
「ビビの匂いは見失ったし…ゾロの声は聞こえねェし…
どうなってんだよ…それにしても…
…体力…限界」
休むだけ…と伏せるパル
(水…先にかけてもらえばよかった)
頭に浮かぶのは水のことばかりだ
.
.
パルが意識を失って何時間かした後、麦わらの一味はパルを除く全員が合流した
ヒッコシクラブの背中に乗り移動することにした一同
ルフィはクロコダイルを倒すとヒッコシクラブから降りた
「…ルフィの、匂い…」
どこからか微かに流れてくる知った匂いにパルは目を覚ます
「まずい…気失ってたっ
どこだ？ここ！」
(落ち着け…落ち着け、俺。)
(探せ、ルフィを…)
(皆を)
.
「ル…フィ…？」
動かないルフィ
地面に落ちる血
パルの体も、動かなくなった。
クロコダイル「ユバは死ぬ。
あの最後の砂嵐によってな
そして反乱軍はまたさらに怒りの火を燃やすだろう
ハッハッハッハッ。他人への陳腐な思いがこの国を滅ぼすんだ。
お前も同じだ。麦わらのルフィ
つまらねぇ情を捨てればもっと長生き出来た
こんな水にも恩を感じることなくな」
ルフィを嘲笑う男にパルは低く唸る
＿＿＿＿＿《助けろ。》
振り落とされ痛みにもがき苦しむルフィの元に動かなくなった体にパルは鞭を打ちクロコダイルにバレないように動き始めた
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2023年3月27日 23時) (
レス) @page30 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
jennie(プロフ) - この作品が好きすぎて何周もしてます🫢💗更新楽しみに待ってます！！！ (2022年8月28日 23時) (レス) @page27 id: 01dc2c0fb3 (このIDを非表示/違反報告)
名無し20605号(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです😭😭 (2022年7月27日 19時) (レス) @page26 id: fc8144090d (このIDを非表示/違反報告)
夜光（元星崎夜光）(プロフ) - 続き密かに待ってました!名前固定主はあまり好みではないのですがこの作品はスラスラと読めてしまいます!更新楽しみに待ってます! (2022年6月18日 23時) (レス) @page21 id: dfaecdcdaa (このIDを非表示/違反報告)
隆弘 - 再新たのしみにしてます (2022年5月16日 2時) (レス) @page20 id: 4c1fa166fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルル x他1人 | 作成日時：2022年3月19日 21時
