エピソード39 "化け物と桜" ページ41
・
月明かりが届くギリギリの場所で立ち止まったパル
「お前が、自分を化け物だって言うのは
なんでだ？」
チョッパー「…っ。
だってっ！」
「お前が化け物なら！！」
チョッパーの言葉を遮って叫んだパル
1歩を踏み出すと強制的に人間に戻されていく
チョッパー「っ！？」
「俺も
化け物だな」
月明かりに照らされたのはパルの本来の姿
ニコッと微笑む彼を見てチョッパーの目には
ウルウルと涙が溜まっていくのが分かる
ｽｰｰｯ!っと息を吸い込むルフィ
ルフィ「行こぉーーーーー！！！！！！」
チョッパー「っ、おおぉぉぉー！！！」
.
チョッパーを待ってる間
「っ、痛てぇ」
ゾロ「馬鹿。
無理すんな。」
幸い、包帯は解けなかったが人間に戻ったことで色んなところを痛めたパル
城の壁に凭れて痛みに耐えていた
ウソップ「ロープウェイの準備をしとこう」
「ロープウェイあったのかよ…」
ゾロ「おい、来たぞ。
あいつ…
あっ！？」
ゾロの見る方へ視線をやると
ナミ「えっ！？
どういう事！？
追われてる！？」
ソリを引いて走ってくるチョッパーと
それを追うドクトリーヌ
ウソップ「おぉーい！
ロープウェイ出す準備ができ…」
チョッパー「皆！
ソリに乗って！
山を降りるぞ！」
『おい、見ろよ！』
『っ！？魔女のソリ！？』
ゾロ「おい、大丈夫か？」
「痛い…」
その時、辺りに響いた大砲の音
ルフィ「すっげぇ！」
ゾロ「あぁ。」
ナミ「きれい。」
空を見上げたパルは首元にあるペンダントに触れる
(…見えるか、皆
綺麗だな。)
辺りに響くチョッパーの泣き声
そんな彼らの視線の先には
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿大きく綺麗な桜が咲いていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 435人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し20605号(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！！ チョッパーに会う前にナミが熱出す話を、パルが熱出すお話しに変更したやつを読んでみたいです💦 (2022年3月4日 13時) (
レス) @page26 id: fc8144090d (このIDを非表示/違反報告)
穹（そら）(プロフ) - ハルルさんこんにちは。この作品めっちゃ好きです！パルがカッコいい！可愛い！応援してます。更新等頑張ってください！！ (2022年2月3日 8時) (レス) @page9 id: 258c806833 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハルル x他1人 | 作成日時：2022年2月2日 7時
