エピソード34 "ラパーン" ページ36
・
相手にするなと言わんばかりにルフィとサンジは攻撃してくる1匹のうさぎを走りながら避けていた
(…鬱陶しいな…)
サンジ「それにっ
鬱陶しいんだよ！
さっきっから！！」
が、とうとう我慢の限界が来たサンジがうさぎを蹴り飛ばした
ルフィ「なんなんだろうな？
あいつ」
「今かよ…」
サンジ「ナミさん気をしっかり持つんだぜ
ちゃんと医者に連れていくからよ
おい、パルお前は平気か？」
サンジが後ろを見ると積もった雪を鬱陶しそうにサンジの後ろを走っているパル
「足が、痛い…けど大丈夫」
ルフィ「雪がだいぶ積もってるもんなぁ
この辺は」
サンジ「おい、ルフィ！もっとそぉーっと走れよ！
ナミさんの体に響くだろ！」
ルフィ「うん…ん？」
サンジ「ん？」
突然足を止めたサンジに気づかず
「…んぶっ」
顔をサンジのぶつけたパル
サンジ「っ、なんだよこいつらっ」
サンジの隣に並ぶと目の前には、でかいうさぎが大量に並んでいた
ルフィ「白くてデケェからシロクマだよ！間違いねぇ！」
(クマって言うより…うさぎ…)
((ドルトン「ここからのコースには"ラパーン"がいる」))
((ドルトン「肉食の凶暴なうさぎだ」))
「…サンジ、ルフィ」
サンジ「ん？どうした、パル」
ルフィ「？？」
「2人は先に行ってて」
サンジ「何言ってんだお前！」
ルフィ「そうだ！何言ってんだ！」
「ナミの！」
ルフィ・サンジ「「！？」」
普段叫ばないパルの声に目を見開く2人
「ナミの息がさっきよりも荒くなってる。
きっと体温が上がってるはず
ナミの為にも、先に行って
残った奴は…頼む」
振り向きもせずにパルはラパーンを挑発するように近ずいてそのまま反対方向に走っていった
大軍の約半分がパルを追いかけていった
ルフィ「パル！」
サンジ「おい、ルフィ。
行くぞ…」
サンジ「これがドルトンの言ってたラパーンに違いねぇ
あいつ、気づいたのか…」
.
ボロボロになったサンジとナミを連れて崖を登るとルフィ
その頃パルは
「っ…くっそっ。痛てぇつ」
何を踏んだのか肉球が切れパルが走った雪には転々と血が着いていた
次の瞬間
『ガアァァァァ！！！』
一頭のラパーンの鋭い爪が
「くっっ！！」
パルの横腹を引っ掻いた
エピソード35 "青っ鼻のトナカイ"→←エピソード33 "肉食のうさぎ"
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 435人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し20605号(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！！ チョッパーに会う前にナミが熱出す話を、パルが熱出すお話しに変更したやつを読んでみたいです💦 (2022年3月4日 13時) (
レス) @page26 id: fc8144090d (このIDを非表示/違反報告)
穹（そら）(プロフ) - ハルルさんこんにちは。この作品めっちゃ好きです！パルがカッコいい！可愛い！応援してます。更新等頑張ってください！！ (2022年2月3日 8時) (レス) @page9 id: 258c806833 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハルル x他1人 | 作成日時：2022年2月2日 7時
