エピソード16 "美しさと初めまして" ページ18
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船の中で人間姿のパルを知ってるのは2人
ゾロとサンジだ
ナミ、ウソップそして船長であるルフィはパルの人としての姿を見たことは無かった。
この夜までは…
.
ゾロ「今日は満月だぞ」
ハンモックの上に飛び乗るパルにゾロが話しかける
「今日外、誰？」
ゾロ「俺とナミだ」
「ふーん。」
ゾロ「興味ねェのかよ」
くわぁと欠伸をするパル見たゾロは
ゾロ「おやすみ」
「ん」
頭を撫でて出ていった
.
皆が寝静まった真夜中
「…。」
パルは目を覚ました。
どれだけ寝相が悪いのか床に転がるルフィ達を避けてそっと床に降りる
(今日、満月って言ってたな。)
外に繋がるドアに前足をかけて開けると大きく光る満月
それと同時に強制的に人間に戻されたパル
(普通、逆だと思うんだけどな)
普段ずっとオオカミの姿でいるパルは裸足のまま外に出て伸びをした
「んーー！」
身長175cmと低くも高くもない体を全力で伸ばす
ゾロ「出てきたのか」
「うん、安心できるのこの時だけだから」
ゾロ「ゆっくりしろ」
「ありがとう」
パルが向かった先はメリーの頭の上
皆が寝静まってるこの時間、変われと言ってくる船長は夢の中だ
(今日はゆっくり風に当たれる)
優しい夜風がパルの髪を揺らす
その時背後から「ひっ！」っと小さな悲鳴が聞こえた
ナミ「誰っ！？」
ゾロと交代しようと出てきたナミの悲鳴だった
パルはそっと後ろを振り向き
「この姿では初めましてだね。
ナミ」
不気味に光る赤い目
閉じた口の端には尖った歯が見えていて
首元から右腕にかけて火傷の痕が目立つ
そしてその首元には
ナミ((あんたの首についてるの何？))
((大事な人のペンダントだよ))
見覚えのあるペンダント
ナミ「…パル？」
「そう、パル」
ナミ「あんたっ、イケメンだったのね」
「自分ではそう思わない」
ナミが火傷の痕に触れようとした時
何故か戦闘態勢に入ってるウソップとルフィが出てきた
ルフィ「お前誰だ！」
ウソップ「こ、こここ、この船には宝なんかねぇぞ！！！」
騒がしいなと出てきたサンジと高みの見物をしてるゾロ
夜中に全員大集合
「んはっ笑ナミにも言ったけど…この姿では初めましてだね。ウソップ、ルフィ」
微笑んだ彼の美しさに皆が思った
綺麗だ
と
エピソード17 "パルは不思議"→←エピソード15 "賑やか"
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名無し20605号(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！！ チョッパーに会う前にナミが熱出す話を、パルが熱出すお話しに変更したやつを読んでみたいです💦 (2022年3月4日 13時) (
レス) @page26 id: fc8144090d (このIDを非表示/違反報告)
穹（そら）(プロフ) - ハルルさんこんにちは。この作品めっちゃ好きです！パルがカッコいい！可愛い！応援してます。更新等頑張ってください！！ (2022年2月3日 8時) (レス) @page9 id: 258c806833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルル x他1人 | 作成日時：2022年2月2日 7時
