エピソード14 "火傷と殺気" ページ16
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「…小さい頃に出来た"この"火傷の痕が治んなくて、それを隠すため」
その言葉を聞いてサンジがパルのいる隙間を覗き込むと1人の男が胡座をかいて座っていた
サンジ「お前っ…パル…なのか？」
暗闇に包まれていて尚且つ腕の火傷を見るのに下を向いていてはっきりは見えないが
サンジの目には言葉にできないほどの美少年がそこにいた
腕からサンジへと視線を変えた少年の目はあの黒いオオカミと同じ赤く鋭い目だった
サンジ「…これは…」
サンジ(綺麗なオオカミだとは思っていたが…まさかここまでとは)
「…久しぶりにこの姿になった…」
そう呟く彼の口元にはウルウルの実の名残か鋭く尖る歯が目立っていた
サンジ「…す、姿を隠すためってのは」
「ある男を探してるんだ」
サンジ「男？」
「………父親だよ」
サンジ「…何があった」
゛父親 ゛ その一言を言ったパルの声はサンジが聞いた事のない低さだった
「……アイツのせいで俺は悪魔の実の能力者になったんだ」
サンジ「っ！？」
「……なぁ、サンジ」
サンジ「…ん？」
「腹減った」
サンジ「…はぁ！？」
サンジ
待ってろ、肉取ってきてやる。と立ち上がったサンジ
戻った頃にはパルはオオカミの姿に戻っていた
それでもサンジは忘れられなかった
パルの
首元から腕にかけ大きくただれた肌
それと
今までに感じたことの無い唯ならぬ殺気
サンジは思わず
『怖い』
そう思った
エピソード15 "賑やか"→←エピソード13 "サンジの疑問"
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名無し20605号(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！！ チョッパーに会う前にナミが熱出す話を、パルが熱出すお話しに変更したやつを読んでみたいです💦 (2022年3月4日 13時) (
レス) @page26 id: fc8144090d (このIDを非表示/違反報告)
穹（そら）(プロフ) - ハルルさんこんにちは。この作品めっちゃ好きです！パルがカッコいい！可愛い！応援してます。更新等頑張ってください！！ (2022年2月3日 8時) (レス) @page9 id: 258c806833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルル x他1人 | 作成日時：2022年2月2日 7時
