＿＿＿誰も知らないような ページ49
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「なぁ…？こっそり抜け出せへん？」
みんなに気づかれないようにコソっと
イタズラに笑って
私に耳打ちする彼は………
ー望の場合ー
望「あー、もうっ！みんなうるさいっ！Aっ、行くで！！」
『えっ？！えっ？！』
みんながワー、キャー、している中
いじけた顔でほっぺを膨らませながら
急にそんなことを言い出して
私の手を強引に引き、歩き出した望。
後ろから
４人の私たちを止める声が聞こえたけど
そんなのもお構い無しにズンズン歩く望。
ってか………望ってば
全然こっそり抜け出してないじゃん。笑
望「もぉーっ！！何なんっ！！」
そうやって
私の手を引きながら
ずっと１人で唸っている望は
私が知っているカッコイイ望じゃなくて
ぶーぶー、と口を尖らせて
いじけた子供のように可愛らしい望だった。
『ふふ…っ。笑』
私はそんな望の姿が愛おしく思えて
思わず笑ってしまった。
望「あっ、今笑ったやろ！！」
『ごめんごめんっ！笑 望が初めて可愛く見えたから、つい…。』
そんな風にいつまでも笑う私に望は
「こんにゃろー」と言いながら
私の両頬をつまみビョーンと引っ張った。
そうやっていじける望は
私が初めて見る姿で
その人間らしい望の姿を見て
私は前に�霤弔気鵑妨世錣譴�
あの言葉を思い出した。
“「望のこと、ちゃんと見たってな？」”
『ねぇ…望？………私のこと見つけてくれてありがとう。』
望「えっ？何やねん、急に。笑」
『私、望に出逢えてなかったら、きっとこんな風にみんなと笑い合えてなかった。……誰かに想われるってことがこんなに幸せなことなんだって、望が教えてくれたんだよっ。』
望「A………。」
望が見せてくれた
たくさんの夢の世界は
私にたくさんの刺激をくれた。
望が私のありきたりな日々に
別れを告げさせてくれたんだよ。
そんな望を………私は………
『私……望のことが好き……。望の寂しさも全部受け止めてあげたい。もっとずっと、望のこと見てたい。………ダメ…かな…？』
＊＊＊＊＊＊＊
新作のご紹介＼(^o^)／
◎ ー Cant even touch ー
◎ テンション高めに恋してます
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ノンち - 小島さんありがとです♪本当に流星出してくれてありがとございますぅぅうぅ!新作みます! (2016年11月23日 23時) (
レス) id: 979ce0c890 (このIDを非表示/違反報告)
小島美奈(プロフ) - ノンちさん» いつもコメントありがとうございます！これからもノンちさんに気に入ってもらえるように頑張りますね＼(^o^)／ (2016年11月19日 10時) (レス) id: 62a826e404 (このIDを非表示/違反報告)
小島美奈(プロフ) - ミノんさん» 今更レスすみません！掛け持ちさんも大歓迎です＼(^o^)／これからも小島の小説をよろしくお願いします★ (2016年11月19日 10時) (レス) id: 62a826e404 (このIDを非表示/違反報告)
ノンち - コメント3回目のノンちです笑本当にありがとうございました!これからも応援してます! (2016年11月18日 20時) (レス) id: 979ce0c890 (このIDを非表示/違反報告)
だーりん - 神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃんがいいです！！ (2016年11月16日 21時) (レス) id: 00dad2f643 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小島美奈
| 作成日時：2016年10月29日 0時
