＿＿＿キスの目隠しで ページ48
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「なぁ…？こっそり抜け出せへん？」
みんなに気づかれないようにコソっと
イタズラに笑って
私に耳打ちする彼は………
ー流星の場合ー
流星「えっ？！Aちゃん具合悪いん？！わー、大変やぁ〜っ！！」
『えっ？？…私、別に………
流星「ちょっと俺、救護室に連れてくわ！！せやから、みんなは先に帰っとって！！」
そう言って
下手くそな演技で
強引にみんなを振り切り
私の肩を抱きながら
スタスタと歩く藤井くん。
『ちょ、ちょっとっ！私、別に具合なんて悪くないよ？！』
流星「んふふっ。…知っとる。笑」
ある程度歩くと
私から体を離し
片方の口角だけを上げて
イタズラに微笑む藤井くん。
流星「俺、Aちゃんのこと好きになってん。だから、付き合ってや。」
『えっ？！』
私のこと
女の子扱いなんてしてなかったくせに
見た目がダメな子は女の子じゃないとか
熱弁してたくせに………何この急展開。笑
『だって、藤井くん…私のことなんか興味無かったじゃん。…なのに、どうして？』
藤井くんが私の反応を見て
ただ面白がっているだけな気がして
私は藤井くんに聞いた。
すると………
『……んっ………？！』
突然、藤井くんによって
イタズラにふさがれた私の唇。
流星「……やって、Aのこと急に好きになってんもん。それだけやったら……あかんの？」
藤井くんは
ゆっくりと唇を離し
目鼻立ちの整った顔でフニャっと笑った。
『か、かっ、からかわないでよっ！！』
きっと、突然のことに
私の顔は真っ赤になっているはず。
いきなり呼び捨てなんて……ズルいよ。
流星「あー、赤くなっとるっ！Aはほんまにピュアやなー。笑」
そう言って
バカにしたように笑いながら
私の頬を両手で包み
コツン、とおデコ同士をくっつけてくる。
もう、それだけで
私の心臓は
藤井くんに持って行かれてしまいそう。
流星「俺、こんなんやからさ…Aのこと振り回してしまうかも知れん。……せやけど、Aとずっと一緒におりたい。……大好きやから。」
自由でマイペースで
何考えているのかも分からないし
彼のペースに合わせるのも大変だけど
よこしまな彼の笑顔が
今夜、私の心を奪っていく………。
＊＊＊＊＊＊＊
新作できました＼(^o^)／
＞＞＞ あなたに恋するメロディーを...2
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ノンち - 小島さんありがとです♪本当に流星出してくれてありがとございますぅぅうぅ!新作みます! (2016年11月23日 23時) (
レス) id: 979ce0c890 (このIDを非表示/違反報告)
小島美奈(プロフ) - ノンちさん» いつもコメントありがとうございます！これからもノンちさんに気に入ってもらえるように頑張りますね＼(^o^)／ (2016年11月19日 10時) (レス) id: 62a826e404 (このIDを非表示/違反報告)
小島美奈(プロフ) - ミノんさん» 今更レスすみません！掛け持ちさんも大歓迎です＼(^o^)／これからも小島の小説をよろしくお願いします★ (2016年11月19日 10時) (レス) id: 62a826e404 (このIDを非表示/違反報告)
ノンち - コメント3回目のノンちです笑本当にありがとうございました!これからも応援してます! (2016年11月18日 20時) (レス) id: 979ce0c890 (このIDを非表示/違反報告)
だーりん - 神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃんがいいです！！ (2016年11月16日 21時) (レス) id: 00dad2f643 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小島美奈
| 作成日時：2016年10月29日 0時
