＿＿＿２人の間 ページ43
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望「あっ、そうやっ！俺らもちょうどお化け屋敷に行くとこやってん！…な？A！…せっかくやし、４人で行こうやっ。」
小瀧くん…じゃなかった
望の一言で
気まずくなっていた空気が壊れ
私たちは４人でお化け屋敷へと向かった。
桃華「あっ、私…用事思い出したっ！！」
歩いている途中
そんなことを言い出した桃華ちゃんは
私たちが声をかける間もなく
「じゃあ、先に帰るね！」と
走って行ってしまった。
そんな桃華ちゃんの顔は
少し曇っていたような気がして
なんだか泣いているようにも見えたのは
私の気のせいなのかな…。
重「…なんやねん、急に。」
突然のことで
不思議そうに
桃華ちゃんの背中を見つめる大毅は
少し不機嫌そうに呟いた。
望「なぁなぁ…手つないでもええ？」
そんな大毅を見つめていると
隣を歩く望に
コソコソと耳打ちされ
ほどいていたはずの手を
またガッチリとつながれた。
重「あっ！小瀧、何してんねんっ！」
大毅が
そんな私たちに気づき
「こっちの手だけやったら寒いやろ！」と
私の空いている方の手をギュッと握った。
初めて触れる大毅の手は
望の手みたいに大きくも無く
ともくんの手みたいに優しくも無く
少し汗ばんでいて
ぎこちなく私の手を包んでいる。
望「あーっ！勝手に手つなぐなやーっ！俺の番やのにーっ！」
重「はぁ？お前はさっきつないだんやろっ！！そんなんお前ばっかりズルいやんけっ！」
２人の異なる手に引かれる私の手は
恥ずかしさと嬉しさで
ドクンドクンと強く脈を打っていた。
.
＿＿＿Make me terrible.→←＿＿＿報われない
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ノンち - 小島さんありがとです♪本当に流星出してくれてありがとございますぅぅうぅ!新作みます! (2016年11月23日 23時) (
レス) id: 979ce0c890 (このIDを非表示/違反報告)
小島美奈(プロフ) - ノンちさん» いつもコメントありがとうございます！これからもノンちさんに気に入ってもらえるように頑張りますね＼(^o^)／ (2016年11月19日 10時) (レス) id: 62a826e404 (このIDを非表示/違反報告)
小島美奈(プロフ) - ミノんさん» 今更レスすみません！掛け持ちさんも大歓迎です＼(^o^)／これからも小島の小説をよろしくお願いします★ (2016年11月19日 10時) (レス) id: 62a826e404 (このIDを非表示/違反報告)
ノンち - コメント3回目のノンちです笑本当にありがとうございました!これからも応援してます! (2016年11月18日 20時) (レス) id: 979ce0c890 (このIDを非表示/違反報告)
だーりん - 神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃんがいいです！！ (2016年11月16日 21時) (レス) id: 00dad2f643 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小島美奈
| 作成日時：2016年10月29日 0時
