＿＿＿チョイスミス ページ33
.
『こ、小瀧くんっ！！ちょ…ちょっといいですか？』
教室に入り
藤井くんと一緒にお昼を食べている小瀧くんに
恐る恐る声をかけた。
望「へっ？！」
紙パックのジュースを飲んでいた小瀧くんは
私が急に声をかけたせいか
ジュースを吹き出しそうになっている。
『ご、ごめんなさいっ！突然話しかけてしまって…。』
私はそんな小瀧くんに慌てて近づき
ペコッと頭を下げた。
『あ、あのっ！この前はありがとうございました！…あのときは、お礼も言わずに……すみませんっ！そ、それでっ！あの…これ、お礼と言っては何ですが…。』
そう言って
深々と頭を下げながら
来る途中に購買で買ったメロンパンを
小瀧くんに差し出した。
望「…メロン…パン？」
少し低い声の小瀧くんに
私は急に不安になり
少しだけ顔を上げ
小瀧くんの表情を伺った。
すると
目の前には
私が差し出したメロンパンを
不思議そうに見つめる小瀧くん。
『えっ、あっ…も、もしかして嫌いでした？！メロンパンっ。』
そんな私の言葉に
望くんは急に表情を変え
「俺のためにわざわざ買ってきてくれたん？」と
顔をクシャクシャにして笑い出した。
『えっ？』
望「そんなん、わざわざお礼なんてええのにー。ほんま律儀やなー、Aちゃんは。笑 それに、Aちゃんって天然なんっ？！お礼にメロンパンって……そのチョイスがかわええわ。」
涙を拭いながら
あーっと声を上げた小瀧くん。
望「あー、ほんまに笑った！やって、Aちゃんずっと同じ教室におんのに、あれから全然話してくれへんから、俺嫌われたんかと思ってたし。それやのに、今度は急にメロンパン持ってお礼言いに来るし。笑」
そう言う小瀧くんは
「もらっとくわっ」と
優しく笑いながら
メロンパンを受け取ってくれた。
一応、小瀧くんをイメージして
メロンパンをチョイスしたつもりだったんだけど
どうやら
チョイスミスだったみたい…。
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ノンち - 小島さんありがとです♪本当に流星出してくれてありがとございますぅぅうぅ!新作みます! (2016年11月23日 23時) (
レス) id: 979ce0c890 (このIDを非表示/違反報告)
小島美奈(プロフ) - ノンちさん» いつもコメントありがとうございます！これからもノンちさんに気に入ってもらえるように頑張りますね＼(^o^)／ (2016年11月19日 10時) (レス) id: 62a826e404 (このIDを非表示/違反報告)
小島美奈(プロフ) - ミノんさん» 今更レスすみません！掛け持ちさんも大歓迎です＼(^o^)／これからも小島の小説をよろしくお願いします★ (2016年11月19日 10時) (レス) id: 62a826e404 (このIDを非表示/違反報告)
ノンち - コメント3回目のノンちです笑本当にありがとうございました!これからも応援してます! (2016年11月18日 20時) (レス) id: 979ce0c890 (このIDを非表示/違反報告)
だーりん - 神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃんがいいです！！ (2016年11月16日 21時) (レス) id: 00dad2f643 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小島美奈
| 作成日時：2016年10月29日 0時
