＿＿＿no way ページ18
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俺は信じられへんかった……。
まさか、親友のシゲが
俺と同じ子を見とったなんて………。
俺とシゲが同じ子を好きになるなんて
絶対にありえへん。
………そう、何度も自分に言い聞かせた。
………
…………………
３年になってすぐ
委員会活動が始まり
俺らはもう最高学年やから
委員長やら副委員長やら
任されるヤツも出てくる。
まぁ、俺もそんなヤツの１人やったりする。
教室に残って
委員会の片付けをしてるんは
先生の独断と偏見で
美化委員会の委員長にされてしまった俺と
これまた
先生の独断と偏見で
副委員長にされてしまったAさん。
『あっ、あの……これっ…。』
Aさんが申し訳なさそうに
俺に差し出した一枚の紙。
それは
さっきの委員会活動で
先生が俺らに押しつけてきた活動日誌を
ものの見事に仕上げたものだった。
神「えっ……これ、Aさんがやってくれたんっ？」
『あっ、すみませんっ！！勝手なことしてしまって……迷惑…でしたよね……。』
神「いやいやっ、めっちゃ助かったわ！…せやけど、大変やったやろ？ありがとうなーっ。」
俺が思わず笑顔になってそう言うと
『よかった…。』と
ホッとしたように笑うAさん。
Aさんは
大人しそうな子やし
いつも下向いとって
顔は未だによう分からん。
せやけど
１つだけ分かるんは
彼女はいつも一生懸命やってこと。
人が嫌がるような仕事を
誰にも気づかれへんように
サラッとこなして
それやのに
それを絶対に自慢したりはせぇへん。
きっと彼女は心がキレイで
えらい純粋な子なんやろうな。
神「………あっ。」
『どうかしたんですか？』
神「…Aさん、漢字間違えてんで？笑」
『えっ？！』
こんなに完璧に仕事して
字もむっちゃキレイやし
線もピシッと真っ直ぐやのに
なぜか“松”という漢字を“株”と
間違えて書いてる。
“株本”って誰やねんっ！！と
思わず、ツッコミたくなってもうた。笑
神「自分、オモロいやんっ！株本くんとかめっちゃシュールやわ！笑」
『ちょ、ちょっと！恥ずかしいから笑わないでくださいっ！』
そうやって
顔を真っ赤にして
怒り笑いしながら
俺の胸をペシペシ叩く君は
シゲとお揃いのもんを持っとった。
シゲは左目、君は右目。
そのエクボはまるで
シゲと君が運命の人やって
言うてるみたいやった。
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ノンち - 小島さんありがとです♪本当に流星出してくれてありがとございますぅぅうぅ!新作みます! (2016年11月23日 23時) (
レス) id: 979ce0c890 (このIDを非表示/違反報告)
小島美奈(プロフ) - ノンちさん» いつもコメントありがとうございます！これからもノンちさんに気に入ってもらえるように頑張りますね＼(^o^)／ (2016年11月19日 10時) (レス) id: 62a826e404 (このIDを非表示/違反報告)
小島美奈(プロフ) - ミノんさん» 今更レスすみません！掛け持ちさんも大歓迎です＼(^o^)／これからも小島の小説をよろしくお願いします★ (2016年11月19日 10時) (レス) id: 62a826e404 (このIDを非表示/違反報告)
ノンち - コメント3回目のノンちです笑本当にありがとうございました!これからも応援してます! (2016年11月18日 20時) (レス) id: 979ce0c890 (このIDを非表示/違反報告)
だーりん - 神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃん神ちゃんがいいです！！ (2016年11月16日 21時) (レス) id: 00dad2f643 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小島美奈
| 作成日時：2016年10月29日 0時
