ただのケアマネージャーなんで。 3【桃】 (ページ6)

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飲みページ6

ラジオ撮り終わって望と飲みに来てます。

もちろん個室で、なんか背伸びしすぎてないおしゃれなところ。
望本当こういうのセンスいい。

イイ感じに酔いが回ってます。

『望はー』

望「んー？ゴクゴク」

『なんでそんな私の事好きなの？』

望「んぶ！！ケホッおぇっ」

『汚い』

望「ご、ごめん、うぇほっ」

隣に行っておしぼりで望の行って口元を拭く。

望「…っ、A、近い。」

『嫌？』

望「…嫌じゃない。嬉しい…」

『ふふ、可愛い。』

望「もう、この、酔っ払い…」

『ねぇ、質問。
　なんでってば』

望の首に手を回しながら聞く。

望の顔真っ赤。

可愛い。

望「…なんでって、そんなん伝えきれへん。
　 Aの全部が好きで好きでたまらんもん。」

『全部？』

望「全部。」

『こんなに振り回してるのに？』

望「こんなに振り回されてるのに。」

腰に手を回され、望の膝に乗せられた。

望の首元にすり寄って目を閉じる。

『ん…望の匂い、落ち着く。』

望「あーーーもう…
　そういうとこが、たまらんねんて…」

『こういうとこ？』コテン

望「う…！
　そういう、俺とおるときだけ、たまに甘えてくれるとこ…！」

『望がそうしろって言った。』

望「そうやけど…！
　皆の前やと、今日やって、あんな冷たかったくせに…」

『仕事中だもん。
　望だけ贔屓なんかできない』