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続*side望 ページ47

望「知ったような口聞くな。
  なんで俺がAのこと悪く言うお前に大事にされなあかんねん。
  死んでも嫌やねんけど。」

美「…っ、のんちゃ…」

望「A、お前が俺に目の前で好きや言ってきよったときも
  綺麗な人ー、言うてたんやぞ?
  お前と違って心綺麗やねん。
  見た目だけちゃう、全部負けてんねんお前。」



Aは自分じゃ俺に釣り合ってへんと思ってるし気にしてる。

こいつみたいな女が、俺の横には似合うと思ってる。

覚悟して付き合ってくれたけど、そこ突かれて平気なわけない。



望「もしAがお前のせいで傷ついて泣いてたりしたら
  もしお前がこれ以上いらんことしたら

  ころすで?」



6人も何も言わない。
圧だけで、俺らの総意を伝えてる。

美紅さんが唇をかみしめていると、



『照史ーごめん梅おぼろ納豆握るの忘れちゃった…って』



おにぎりを抱えたAが帰ってきた。

頭に?を浮かべるAを引き寄せおにぎりごと抱きしめる。




『うぉっ、形崩れる!!』

望「ええ。」

『バカ、中身出r…あーあ、キムチ出たじゃんか、もー!!』

望「ふふ、ごめん。好きやで」



おにぎりを気にするAの頭にキスをする。



望「さっきはきつい言い方してすみません。
  でも、俺がAしか愛せへんのは事実なんで、帰ってもらえますか?」




美紅さんは悔しそうに楽屋を後にした。

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作者名:nonsuke | 作成日時:2018年9月1日 13時

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