ただのケアマネージャーなんで。【桃】 (ページ24)

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続＊side望ページ24

楽屋にはAが作ってくれたであろう
フレンチトーストやおにぎり、味噌汁があった。
フルーツやヨーグルトも用意されていて。

衣装も7人分用意されていて。

疲れてて眠くてしんどくても、
俺らのことを第1に考えてくれてんのが伝わってくる。

愛しくて胸がぎゅってなった。

Aの寝顔のアップと引きで全身を角度を変えて10枚ずつ撮り、

淳「当たり前のように盗撮すんねんな」

コンビニに向かう。

楽屋に戻ってきてAの前のテーブルに蒸気が出るアイマスクを置き、
冷蔵庫にAと大きく書いたプリンといちごミルクをいれる。

ソファに戻って起こさないようにAの頭を自分の膝に乗せ膝枕をする。

望「…いっつもありがとう。
　でも、頑張りすぎんといてな。」

返事をするように寝返りを打ってこちら側を向いたAにドキッとしたけど
起こしてはないみたいや。

俺のパーカーから覗くAが、俺のおなかに頭を寄せて寝ている。

…

大「よう耐えてんな、その態勢で」

望「言わんといて、心無にしてるんやから」

神「悟り開いた顔すんな」