昔話の裏で ページ7
竹取物語…
この国に生まれていれば誰もがしっている話
竹から生まれた美しき姫がたくさんの貴族や帝から求婚をされ望まぬ結婚をさせられそうになりしまいには月に帰ってしまう
簡単に言うとそんな話だ。これだけを聞くと一番の被害者は姫だと思うだろう
しかし物語では語られていない部分だって少なからずある
それを知った後でも一番の被害者は姫だと言い切れるだろうか?いや一番の被害者は他に居るかもしれない
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鈴仙「やっと買い出しも終わって永遠亭に帰れます
…💦」
ガザッ、シュバッ
鈴仙「あれ、あの人は確か妹紅さん?お師匠様の話だと輝夜様とは殺し合うような仲なんだとか。お二方とも不老不死だから死なないんでしょうが輝夜様が心配になります…」
妹紅「おい誰か居るのか?」
鈴仙「ヤバイ!」
鈴仙は竹林の奥の奥に隠れた。しかし…
妹紅「それで隠れたつもりなのか?あ、お前は輝夜ん所の」
鈴仙「焼いてもおいしくなりませんから!」
妹紅「いや、お前には何の怨みもないのになんで私がお前を食わなきゃ行けないんだよ?」
鈴仙「え…?」
妹紅「何か勘違いしているようだが私が恨んでいるのは悪魔で輝夜単体だ。たとえ輝夜の部下の一人であってもむやみに殺したりはしない」
鈴仙「そうなんですか。良かった…」
妹紅「そういや、最近赤青服のやつは見ないがどうしたんだ?」
鈴仙「お師匠様は今遠くで治療をしているのでその間私が薬の受け渡しを承っているんです」
妹紅「そうか、それは大変だな…ジロジロ見てどうした?」
鈴仙「いや、なんかイメージとまったく違うかただなと…」
妹紅「そうか…?」
鈴仙「あのどうして輝夜様を恨んで居るのですか?」
妹紅「え…?」
鈴仙「あ、もしお気を悪くしたならすみません
!💦」
妹紅「別に大丈夫だ。気になるなら話してやるぞ」
鈴仙「本当ですか?!」
妹紅「お前の亭主に対するイメージが悪くなっても責任はとらないがな?」
鈴仙「お、お願いします…」
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作者名:今宵は飄逸なエゴイスト | 作成日時:2022年7月30日 1時