妄想ドラゴン《 彪馬 》 ページ15
。
放課後の静かな教室に 、
「 よし 、 勉強始めるかっ ！ 」
ひ 「 おう ！ 」
彪馬くんと私 。
受験が2週間後に迫ってきてるから 、
追い込み勉強中 ！
「 じゃあ 、 理科のこのプリント … 、 」
ひ 「 のの 、 待って 。 その前に 、
学年末テスト 、 7位だった 。 」
「 … えっ ！！？ やったじゃん ！！！！！ 」
彪馬くんが 、 7位 ！！？？
どうしよう 、 嬉しすぎる … ！！！
実は 、 この勉強会が始まったのは3ヶ月前 。
学年ビリの彪馬くんに 、学年1位の私が
勉強を教えろ ！ と先生に言われたのがきっかけ 。
初めは彪馬くんが恐かった … 泣
指輪にイヤリングにネックレスに … 、
チャラチャラした不良だったから 。
でも今は 、
ひ 「 のの 、ありがとう ！！ ((ﾆｺﾆｺ 」
笑顔が可愛くて 、 私の教えたこと全部
素直にやってくれる 。
ひ 「 … てか 、 のの 、 さっきから
俺の手 … 握ってるよ ？ 」
あ ！ 嬉しすぎて 、 つい彪馬くんの手
握っちゃってたああ … ！！！
「 ごめん っ ！ 」
バッ っと離すと 、 なんだか恥ずかしくて
勉強を始めようとした 。
… けど 、
ひ 「 のの 、 顔赤いよ ？ 熱あるのかな … 、 」
そう言った彪馬くんは 、私のおでこに
自分のおでこをくっつける 。
ひ 「 うーん … どうだろ 、 微熱かな 。 」
待って待って ！ 近いってば ！
でも 、離れようとした私を 、彼は捕まえる 。
ひ 「 待って 。 しばらくこのままがいい 。
俺さ 、最初は勉強なんてやる気なかったの 。
でも 、俺なんかに真剣に教えてくれるお前
見てると 、頑張りたいなって思えた 。 」
私の顔を両手で包み 、顔を離して彼は言った 。
ひ 「 ののだから 、 ここまで来れたんだよ 。
もし俺が合格したら 、
俺の気持ち聞いてほしい 。 」
本当に熱があるみたいにぼんやりする 。
ふわっと笑って私から離れ 、 勉強を再開する彼に
恋してるんだって気付いてしまった 。
____ ____ ____
れ 「 やばい 、めっちゃキュンキュンした 。 」
つ 「 いやお前がしてどうすんだよ 笑 」
そ 「 彪馬カッコよかった ！ 」
ひ 「 ありがとーう 。 」
「 そごひょまイチャついちゃって 〜 笑 」
こ 「 じゃあ 、ののは俺とイチャつこ ！ 」
「 ……… 和哉 〜 、助けて ！！ 」
こ 「 おい" ！！ 」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 148人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - そうだよもしかして文章が短すぎて分かりにかった (2019年4月15日 10時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - あんさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです(*´ω｀*)これからも頑張ります〜 (2019年3月10日 18時) (レス) id: e654750382 (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！シリーズ3に移行したことですか？ (2019年3月10日 18時) (レス) id: e654750382 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでと (2019年3月10日 17時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - この作品めちゃ好きっす！更新待ってます！頑張って下さい！ (2019年3月10日 4時) (レス) id: 4fc0c4f7a1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ののんが | 作成日時：2019年2月9日 17時
