B組 - 41 ページ41
『これからできる日だけだが、放課後の1時間だ。死ぬ気で挑めよ』
スナイプ先生は、見知らぬ一年生徒のために貴重な一時間を割いてくださった。絶対大変だろうから、五分でもーー否、断られたっておかしくないと思っていたのに。
そこはやはり先生、というべきか。
今日は第一回がある。午前中の授業はずっとテンション上がりっぱなしだった。
昼休み、一佳ちゃん達に先に食堂に行っておくように伝えてから、A組まで行く。二つのお弁当を持って。
「ーーみんなー！私頑張るー…!! 」
A組のドアを開けると、お茶子ちゃんが 多分 体育祭への気合い入れをしているところだった。
「あっ、Aちゃん！やっほー！！」
「どうしたのー？」
三奈ちゃんや透ちゃんが駆け寄ってきてくれる。
「2人ともおはよう！あの、勝己くんいる？」
「え？かつき？…誰それ」
誰それ、って……え？と首を傾げる。そして2人も「ん？？」と首を傾げる。
「あっあの、かっちゃんならさっき教室出てったよ」
緑谷くんが顔を赤くしながら教えてくれる。それで三奈ちゃん達は「あー！爆豪か！」とやっと分かったようだ。「え、なんで名前呼び？まさか…」
「…付き合ってるの？！」
「違うから!! 」
カァァッと顔が火照る。事実ではなくても、そうやって囃されるのは慣れていなかった。
「苗字が分からなかっただけ！」
「ふーん…そっかあ」
「ニヤニヤしないで！」
私が全力で否定しているのにも関わらず、「え？爆豪のやつ、彼女いたのかよ」「あの子、この前のB組の子じゃね？」という会話が聞こえてくる。
けど、あんまり話していない子だったから、そこに否定しにいくのも少し気が引けてしまう。
「とにかく！勘違いしないでね?! 私とかつ…ば、ばくごう？くんは別にそんなんじゃーー」
「あ"？俺があんだって？」
「ひぃ、」
突如聞こえた声に、背筋が凍りつく。そして教室も静まり返る。ギギギ…とまるでロボットのように振り向くと、そこにはドアに手をついてこちらを見下ろしているチクチク頭があった。
「あ、あー……その、」
ギロリと睨みつけてくるその視線に耐えきれず、スッと目を逸らす。
「テメェ、なんでここにいんだよ。おかげで俺が無駄足踏んだだろうが!! 」
「ぶっ!! 」
顔面に何かがぶつかる。
と、それは私が昨日貸したエコバッグだった。
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もこ(プロフ) - 出来たら夢主のセリフとわかりやすくしてほしいです…あと全員に恋愛的に愛されたいです。誰も氏んでほしくないです。いきなりすみません。 (9月24日 11時) (
レス) @page26 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 私愛され＆逆ハー大好物なので嬉しいです！ヒロアカのキャラ全員（出久達はもちろん、プロヒーロー、ヴィランも）推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (9月24日 11時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
白鳥 - あ、あの〜間違っていたら大変申し訳無いのですが、B組-7の最後の泡瀬君の自己紹介の泡瀬洋雪です。ってところなんですが、泡瀬君の下の名前の漢字は、溶接ではなかったでしょうか？ちがっていたらすみません！ (2022年2月13日 20時) (レス) @page7 id: 788cb9ebbb (このIDを非表示/違反報告)
誰かさん(プロフ) - 佛无さん» すみません、誤字でした……。お手数ですが、どのページのことか教えていただけないでしょうか？ (2018年3月15日 22時) (レス) id: 71702dc928 (このIDを非表示/違反報告)
佛无 - あの、アビールってなんすか?アピールでは? (2018年3月15日 20時) (レス) id: c25a3a0724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：誰かの裏垢 x他1人 | 作成日時：2017年8月19日 14時
