B組 - 5 ページ5
試験説明会。
推薦入試候補者が1つの部屋ーー普通の教室くらいの大きさーーに集まっている。
どこからか音楽が鳴り出し、前に立った彼がバッと手を振り上げる。
「受験生のリスナー！今日は俺のライヴにようこそ！Everybody say ' hey '？」
「ヨーコッ…ソ……っえ、」
プロヒーローを目の前にして、テンションが上がりに上がった私は シーンと静まり返った教室で1人声を上げる。
なんでみんな静かなの…?! プロヒーローだよ…?!
何故か1人だけキチガイみたいな感じで恥ずかしくなり、私は何事もなかったかのように 髪に手を当て、視線を隣の百ちゃんにやる。
でも百ちゃんはものすごく真剣そうだったから 静かに視線を俯かせる。
「受験番号0012ちゃん!! ノッてくれてありがとよ!! クゥ〜、純粋さが心に染みる!! 」
「…ざっす……」
穴があったら埋まりたいってまさにこのことだ…
「んじゃ、推薦入試の流れを説明していくぜ!! アーユーレディ!? 」
「YEAHH!! 」
YEAHH!!!! と思いっきり叫びたがったが、流石に2度目は控える。
「おいおい、今度はノッてくれねぇのかよぉ〜」
「…ぇ"っ、あ、すみません……」
「いいぜ!! 今度はノッてくれよな!! 」
プレゼントマイクと会話してる…!! その感動で目が潤む。
この感動を伝えようと、もう一度百ちゃんを見ると、今度は目が合いクスッと微笑んでくれた。
天使ですね…。
「さて!! リスナーにはまず筆記試験を受けてもらうぜ。実技試験は思いっきりやりたいもんな!! 」
「それから昼休憩を挟んで、午後は実技試験 」
「試験は3つの会場に分かれて行う。そこで【3kmマラソン】を行なってもらう!! ただし!! ゴールできるかは知らねぇけどな」
「ま、個性を上手く使いやできるだろう」
3kmマラソンって…え。
治癒の個性で、個性を使わなきゃできない障害物リレー？絶対無理だ…
バクバクと胸が高鳴る。
それからの説明は、ほとんど頭に入っていなかった。
受験者がどんどん席を立って行き始めたところで、ハッと我にかえる。
「Aさん、行きましょ？」
「…ぁ、うん……」
百ちゃんに誘われ、やっと重い腰を上げ席を立った。覚束ない足取りで部屋を出て行こうとすると、
「あ、受験番号0012ちゃんはちょっと残ってくれ!! 」
プレゼントマイクに呼び止められ、生気のない顔で振り返った。
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もこ(プロフ) - 出来たら夢主のセリフとわかりやすくしてほしいです…あと全員に恋愛的に愛されたいです。誰も氏んでほしくないです。いきなりすみません。 (9月24日 11時) (
レス) @page26 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 私愛され＆逆ハー大好物なので嬉しいです！ヒロアカのキャラ全員（出久達はもちろん、プロヒーロー、ヴィランも）推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (9月24日 11時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
白鳥 - あ、あの〜間違っていたら大変申し訳無いのですが、B組-7の最後の泡瀬君の自己紹介の泡瀬洋雪です。ってところなんですが、泡瀬君の下の名前の漢字は、溶接ではなかったでしょうか？ちがっていたらすみません！ (2022年2月13日 20時) (レス) @page7 id: 788cb9ebbb (このIDを非表示/違反報告)
誰かさん(プロフ) - 佛无さん» すみません、誤字でした……。お手数ですが、どのページのことか教えていただけないでしょうか？ (2018年3月15日 22時) (レス) id: 71702dc928 (このIDを非表示/違反報告)
佛无 - あの、アビールってなんすか?アピールでは? (2018年3月15日 20時) (レス) id: c25a3a0724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：誰かの裏垢 x他1人 | 作成日時：2017年8月19日 14時
