B組 - 39 ページ39
お釣り、と言っても それは光己が渡した金全額だった。
「ちょっ、まさかあんた…盗ったの？」
「んなわけあるか!! 第一、俺が買ったんじゃねぇし」
「じゃあ誰が買ったのよ？」
「……知らね」
名前は知らない。
顔もほとんど知らない。というか忘れた。
勝己はテレビーー雄英高校の敵襲撃についてばかりやっているーーを見ていたが、つまらなくなって消す。
「まさか、女の子？このエコバッグも？あんた最低ね」
「知るか!! 」
相変わらずな態度の息子にスパァンとチョップを決める。
「でもあんたに構ってくれる女の子がいるなんてね〜…名前は？」
「しらねぇ」
「…はぁ？それはないわ、クソ息子め」
「ッデデデデ、やめろよクソババア!! 」
光己は暫く勝己の頭をグリグリとしていたが、途中で溜息をついて食材をバッグから出し始めた。全て出し終えてから、自分の部屋の中に入って行く。
暫くしてから愛用としているハンドクリームの、新品のものを持ってきて、空になったそれの中に入れた。そして綺麗に畳む。
「あんたこれでちゃんと返しなさいよ？まだあんまり使ってないみたいだから」
わざわざ中に隠したのは、息子が嫌がらないようにするためである。光己が睨みを効かせながら言うと、勝己は心底面倒臭そうに「…わぁったよ」と地面に聞かせるように返事をする。
「あと女の子には優しくね!! 」
「っるせぇな!! 」
side out
翌日、3時に起きてお弁当を作り始めた。
一佳ちゃんはいつも食堂だから、たまにお弁当を作る。初めて作った時はものすごく喜んでくれた。
4時くらいに一通り作り終えて、冷ますために蓋を開けたまま置いておく。
そして、私は隣のテーブルに並べられていた白いピストルを手に取る。
「……、」
これは昨日、父から送られていたもので、ガム玉のようなものがたくさんはいっていた。そこに手をかざしてみると、全て緑色に変化した。
父によれば、これを上手く使えば 長距離でも相手の細胞を殺すことができるらしい。
私が考えていたことのさらに上をいっていたから驚いた。
父はサポート会社に単身赴任しているから、こういう類の武器はよく作るらしい。
「練習、しとこっかな」
基本的に外で個性を使うことは禁じられているが、家の中であったら問題はない。身体の一部を活性化ーーできるかな。
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もこ(プロフ) - 出来たら夢主のセリフとわかりやすくしてほしいです…あと全員に恋愛的に愛されたいです。誰も氏んでほしくないです。いきなりすみません。 (9月24日 11時) (
レス) @page26 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 私愛され＆逆ハー大好物なので嬉しいです！ヒロアカのキャラ全員（出久達はもちろん、プロヒーロー、ヴィランも）推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (9月24日 11時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
白鳥 - あ、あの〜間違っていたら大変申し訳無いのですが、B組-7の最後の泡瀬君の自己紹介の泡瀬洋雪です。ってところなんですが、泡瀬君の下の名前の漢字は、溶接ではなかったでしょうか？ちがっていたらすみません！ (2022年2月13日 20時) (レス) @page7 id: 788cb9ebbb (このIDを非表示/違反報告)
誰かさん(プロフ) - 佛无さん» すみません、誤字でした……。お手数ですが、どのページのことか教えていただけないでしょうか？ (2018年3月15日 22時) (レス) id: 71702dc928 (このIDを非表示/違反報告)
佛无 - あの、アビールってなんすか?アピールでは? (2018年3月15日 20時) (レス) id: c25a3a0724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：誰かの裏垢 x他1人 | 作成日時：2017年8月19日 14時
