261話 オ「お話しを選んでくれよ！」 ページ22
今までの記憶がなくなっていたアイザワに事の次第を話すと、アイザワは「悪かったな」と謝った。
アイザワとオールマイトによると、やっぱり勇者たちは魔王の呪いで記憶をなくし、魔族にさせられているとの事だった。
その呪いを解くには魔王を倒さなければならないらしい。
飯「つまり、魔族に変えられた勇者がこれから敵としてやってくるかもしれないという事ですか？」
テンヤが深刻そうに呟く。だが、カツキがハッと強気な笑い声をあげる。
爆「上等だ強いヤツじゃねぇと倒す気にならねぇ！」
切「お前が行くなら俺も行くぜ！それに世界の危機はほっとけねぇ！」
『私そこ目的地だから一緒に行くよ』
麗「うん！支払いはまた後で相談で！」
轟「行く。クソ親父のところには戻らねぇ」
耳「ウチも。情報集まりそうだし」
蛙「私も行くわ。平和じゃないとお店も潰れちゃうし」
息巻くイズクたちにアイザワが言う。
相「お前ら、行くのはいいがどこに魔王がいるのかわかってんのか？」
『分かるけど行き方がわかんない』
皆「「「えﾞっ」」」
初めて気づいたイズクたちにアイザワは呆れたようにため息をついた。
相「子供だけじゃ危ないだろ。俺についてこい」
頼もしい引率者に「やったぁ」と喜ぶ皆
相「なんか学校の先生になった気分だな...」
満更でもなさそうに呟くアイザワ。
イズクはドキドキしながら人形のオールマイトに話しかける。
緑「呪いが解けたら、その...弟子にしてください！」
＿＿＿何を言っているんだ、少年。もうとっくに君は私の弟子だよ。
改めてこれからよろしくな！
頭の中に響いてきた声にイズクは満面の笑顔になった。
緑「は、はい、オールマイト！僕、頑張ります！！呪いが解けたらサインください！」
かくして十人と人形一人となった旅の一行。
魔王を倒すその日は近い...かもしれない。
Fin...
262話 上「話を選べよー！」→←260話 相「合理的に選べ」
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名んです丸(プロフ) - dropさん» 二度もコメントありがとうございます！まだまだ頑張っていきますので、よろしくお願いします！！ (2020年6月12日 7時) (
レス) id: 8f9244b27e (このIDを非表示/違反報告)
drop - 8作目でコメをしたものです。9作目おめでとうございます！これからもずっと応援してます！ (2020年6月11日 23時) (レス) id: c807480eeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名んです丸 | 作成日時：2020年6月11日 20時
