258話 麗「お話を選んでね！」 ページ19
だが、さっそく店を出ようとするイズクをアイザワが呼び止めた。
相「オールマイトの人形を貸してくれ。手がかりがあるかもしれない」
緑「！そ、それなら僕に任せてください！
オールマイトのことならスリーサイズから好きな屋久杉のある場所まで知っています！」
目を輝かせ、鼻息を荒くするイズクをアイザワは黙って見下ろしていたが、小さくため息を吐きいった。
相「...わかった、ならお前は一緒に来い」
森の方へ向かう2人の後ろ姿を見て、キョウカは眉を寄せる。
＿＿＿＿＿＿
緑「勇者アイザワはオールマイトと共闘したことがあるんですか！！
本物にのオールマイトってどんな感じですか！？
やっぱり画風が違いますか！？」
アイザワとオールマイトの武勇伝を聞いて、イズクは大興奮だ。
そんなイズクをアイザワは無気力そうな目で見下ろす。
呆れていると思ったイズクは「あっごめんなさい！」と慌ててバッグからオールマイトの人形を取り出し、月の光を頼りにじっと観察する。
緑「人形ですよね...でも変わったところはないと思うんですけど...うーん」
相「...そりゃそうだ」
緑「え？」
薄く笑ったアイザワの声に、イズクは違和感を感じた。
その時、
『覚悟っ！！』
相「なっ！？」
ラクネが降ってきた。
降ってきたというよりは、木から落ちてきた。
続いてあとからみんなもやってくる。
『イズク離れて。そいつ魔王の化身だから。』
緑「えっ！？勇者アイザワでしょ！？」
相「...そうだ...何を言っているんだお前」
イズクは突然何を言っているんだ、という顔で皆を見つめる。
耳「いや、そもそも勇者アイザワは一度消えたハズ...
つまり、あんたは別人の可能性もあるってことでしょ」
相「...残念ながら本物だ。
ただし...魔族として生まれ変わって戻ってきたんだよ...！」
アイザワがそういうと、周りから数え切れないほどの魔獣や魔人が現れた。
『ほらみろ。私せいか〜い』
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名んです丸(プロフ) - dropさん» 二度もコメントありがとうございます！まだまだ頑張っていきますので、よろしくお願いします！！ (2020年6月12日 7時) (
レス) id: 8f9244b27e (このIDを非表示/違反報告)
drop - 8作目でコメをしたものです。9作目おめでとうございます！これからもずっと応援してます！ (2020年6月11日 23時) (レス) id: c807480eeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名んです丸 | 作成日時：2020年6月11日 20時
