254話 源外「話でも選んどけ」 ページ15
早速、ラクネ達は消えた勇者のことで何か知っていることはないかと訊くが、ツユは困ったように首を振る。
この町にやってきていた勇者たちは、いつのまにかみんな居なくなってしまうのだと言う。
そんな話をシャープな目つきの少女がじっと聞いていた。
飯「とにかくこの地から勇者が消えていることは確かなんだ。この土地を調べてみよう」
切「じゃあとりあえず飯食おうぜ！」
七人は久しぶりの食堂の料理を堪能する。
どれもこれも美味しく、全員が何度もおかわりし、満腹になった。
飯「ごちそうさま、ツユちゃんくん。とても美味しかった！お会計頼む」
蛙「しめて三万トアルよ」
そこで袋からお金を出そうとしたテンヤの動きが止まった。そしてガクガク震える
緑「どうしたのテンヤくん！？」
飯「金がない...袋の底が破れていたようだ...っ」
『あー...ここに来る前の戦いかー...』
麗「えええっ！財布の紐もしっかりしとかな！！」
飯「みんなっ、すまないがお金を貸してくれ！」
そういうテンヤに皆の顔がサッと曇る。
緑「えっ、僕、五百トアルしかない」
爆「俺は現物主義者なんだよ！」
『ごめん、そこらのクエスト受ければいいけど...無いし、閉まってるよね...』
切「すまねぇ！俺もドラゴンだから」
麗「雇い主の財布が私の財布」
最後の望み、領主の息子のショートに、みんなの視線が集まるが...
轟「わりィ、あのままついていくことにしたから財布持ってきてねぇ」
デスヨネー
255話 松平「三秒で選ばないと撃つぞ」→←253話 タマ「お話を選んでくださいね。」
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名んです丸(プロフ) - dropさん» 二度もコメントありがとうございます！まだまだ頑張っていきますので、よろしくお願いします！！ (2020年6月12日 7時) (
レス) id: 8f9244b27e (このIDを非表示/違反報告)
drop - 8作目でコメをしたものです。9作目おめでとうございます！これからもずっと応援してます！ (2020年6月11日 23時) (レス) id: c807480eeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名んです丸 | 作成日時：2020年6月11日 20時
