story29 ページ32
your side*
玄樹と萩谷くんの家に向かっている。
てか、
どーしよ。
泣いてるとこ見られたかな………。
さっき勝利が、夢に出てきた。
わたしの
元カレ。
まだ、わたし好きなのかな……
そんなことを考えながら歩いていたら
玄樹の話を流していた。
玄「っていう友達がさ……
…A、大丈夫？」
貴「あ…。
ご、ごめん！
考え事してて……あんま聞いてなかった…。」
玄「そっかそっか！
大丈夫大丈夫！
考え事してると、
人の話あんま入ってこないよね(笑)」
聞いてる？
じゃなくて
大丈夫？
って聞いてくれる。
ほんとに、優しいね玄樹は。
元気にしようとしてくれて
ほんと、ありがとう。
ありがとう
って、言おうとしたら
玄「あ、ココみたい。
萩谷くんの家。」
玄樹の言葉に埋もれた。
顔を上げると
貴「でかぁ。」
おっきい家。
すごいな(°°`)
玄「萩谷くん、大丈夫なのかな？」
貴「体調不良って言ってたよね。」
((ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ))
チャイムを鳴らすと
ガタガタッ
と、誰かが出てくる音がした。
((ｶﾞﾁｬ))
慧「はい。」
扉を開けたのは
具合が悪そうというより
すごーくだるそうな、萩谷くん。
じっと見つめられてる、私。
メガネしてなくて
こんなに、顔じっくり見たの初めて。
綺麗な瞳で見つめられて
逸らすこともできない。
慧「………何？」
玄「あのさ、今日休んだろ？
その時の、プリント。」
はい、ってプリントが入った封筒を渡す。
慧「あぁ…。」
それを受け取り、ひとつため息をついた。
慧「……それだけ…？」
それだけって(笑)
せっかく持ってきてあげたのに←
玄「あ、うん。
じゃあ、帰るわ。
お大事にね(^-^)
A、帰ろ。」
貴「う、うん。
またね、萩谷くん。」
玄樹のあとをついて行こうとしたら
((ｷﾞｭ))
覆い被さるように
萩谷くんが後ろから抱きついてきた。
貴「え………。」
その私の声に反応して振り返り、
びっくりしてる玄樹。
玄「…ちょっ「あのさ」
慧「こいつ、借りるわ。」
そのまま、グイッと私の腕を引いて
自分の家に引き入れた。
((ｶﾞﾁｬ))
後ろで鍵を閉めた音がした。
外で扉を叩きながら何かを言ってる玄樹の声がする。
貴「は…ぎや…くん？」
慧「慧悟。」
貴「え…」
慧「慧悟って呼んで。」
貴「いいけど、どーし…」
慧悟は
私の言葉を遮るように
いきなりキスをしてきた。
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蒼彩(プロフ) - はぎしめLoveたんさん» 変えましたよー(^^) (2013年12月7日 18時) (
レス) id: 52529d31e8 (このIDを非表示/違反報告)
はぎしめLoveたん - あっ『さら』って読むんですね。で、でもっあたしの名前『桜来』って書いて『さくら』って読むんですよぉ〜><漢字まで一緒なんですよ…… (2013年12月7日 11時) (レス) id: 6bf702741f (このIDを非表示/違反報告)
蒼彩(プロフ) - 絢沙さん» コメありがとうございます！ほんとですか？！嬉しいです(*ﾉдﾉ)渡辺くんとの関係この後どうしようか迷ってたのでそういうこと言ってもらえると助かります(*´ω｀*)貴重な意見ありがとうございました！ (2013年12月6日 1時) (レス) id: 52529d31e8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼彩(プロフ) - ゆなさん» コメありがとうございます！はい、頑張ります(*´∀`*) (2013年12月6日 1時) (レス) id: 52529d31e8 (このIDを非表示/違反報告)
絢沙 - 最後の翔太さんとの関係にキュンっとしました(*´д｀*)これからも更新頑張ってください♪ (2013年12月5日 20時) (携帯から) (レス) id: 605735905b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼彩 | 作成日時：2013年10月2日 0時
