出会いは突然に~Sho Aoyagi~ (ページ48)

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47.気に食わないページ48

翔side

あれほどダメだと言ったのにこいつらは…

勇『ひろーい！
初めてきたけどめっちゃすげー！』

雄『お！このCDおれも持ってる！』

『お前ら他人の家勝手に物色しすぎ！』

雄『まだ今夜までは"あなたちゃん家"ですーー！』

あームカつく

これじゃさっきの続きも出来やしない…

気に食わねーわマジで。

あなた『翔』

つんつんとオレの袖を引っ張り呼ばれたから

ついて行くと寝室に呼ばれた

(え、今から！？)

『アイツらいるのにしたいの？』

あなた『んなわけないでしょ！！！
ずっと機嫌悪そうだから
おまじないかけてあげようと思って…』

何その可愛い発言

『何してくれんの？』

そう言うと背伸びしながらあなた側からキスしてくれた

数センチの身長差があるから

軽く触れるだけのキスだが

『ふっ笑
可愛いことしてくれるじゃん笑』

あなた『機嫌直った？』

『いや、まだ』

あなた『え』

我慢出来なくなり

舌を絡めながら歯止めが効かず

これでもかと言うくらいキスをした

アイツらがいるとか

音が廊下に漏れてるとか

そんなの気にせずに

『続きはアイツらが帰ってからな？』

うるうるした目をしながら頷くあなた

ちょっと強引にしすぎたな

アイツらがいるリビングに戻り

夕飯を食べて

オレは急いでアイツらを家から追い出した←

(やっと二人きりだ)

洗い物してるあなたを後ろから抱きしめ

水を止めて俺の方に向かせた

あなた『もー洗い物してたのに』

『おれの方が先だろ』

お姫様抱っこしながらベッドに連れていき

そのまま朝までまた抱いた

翔side～完～