出会いは突然に~Sho Aoyagi~ (ページ37)

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36.オオカミさんページ37

ヒロインside

青柳翔はオオカミでした…

あの後はじめて抱かれた

翔さんは割れ物のように優しくだけど少し激しく

私を抱いた

今隣で眠ってる姿はオオカミってより…

『大型犬…笑笑』

少し隙間があるカーテンの方を見ると

外は薄暗くて時間はam.3:30

(何時にバイバイなんだろ…)

そんなこと考えてると隣がモゾモゾ動いた

翔『(￣□ヾ)ﾌｧ～……いまなんじ？』

『3:30です』

翔『ん〜…』(あなたを抱きしめて寝る)

赤ちゃんですか？笑

頭を撫でてあげると幸せそうな表情をしながら

眠る姿を少しばかり見ていた

『ん〜？何時？』

⏰7:00

(あれ？翔さんいない…)

あの後そのまま寝てしまいリビングに行くと

【仕事だから行くな
ちゃんと飯食えよ
また昼頃連絡する

愛してる。翔】

『ふっ笑置き手紙ってまだやる人いたんだ』

ちょっとだけ乱暴に書かれた手紙

愛してるだけは字が綺麗笑

そんな手紙を大切なものだけを入れてる箱に閉まった

(よし、仕事の支度しよ)

陣『あなた、それコレからは見えない位置にしてもらい？』

『何の話？』

陣『はい、鏡』

…やっぱりあの人はオオカミだ！？

『キ、キスマ…！？』

ヒロインside～完～