女です15 ページ15
.
Aside
泊まらせてもらえるお礼に、夜ご飯をつくることにしたわたし。
なに作ろーかなーって考えた時に、てつやのお料理日記でやってたオムライスを思い出した。
私も得意なんだよね…
おいしいって言わせたい!って思ってオムライスをつくることにした。
『んーっとケチャップは…』
そしてあと少しでできそう!
待ってるてつやの方をみると、大人しく座ってテレビをみていた。
なんかかわいい
ふとそう思った。
すると、てつやが視線に気づいたのかこちらを見てきて
「何笑ってるの、俺変な顔してた?」
不思議そうな顔をしていて、
『んーん!そ、それよりも!もうできるから運ぶの手伝って?』
目合った……
「あ、うん!」
なんでこんなにどきどきしてるのかな…
『はい、どーぞ!』
「わゎ、おいしそ!!!」
さりげなくそう言ってくれて。
ふたりでテーブルにもっていく。
「『いただきます!』」
ど、どーかなぁ
「……なにこれ、
うますぎるよ!!!」
ほっと胸をなでおろす。
『よ、よかったぁ、』
私が作ったオムライスを一生懸命に頬張るてつやがとても愛おしく感じた。
ん?
愛おしく…?
いやいや、母性本能がくすぐられたみたいなね!
「A、きっといいお嫁さんになれるよ!!」
『んふふ、そうかな、』
いいお嫁さんかぁ、
.
223人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「YouTuber」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アホ太 x他1人 | 作成日時:2018年1月12日 22時