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Aねぇ、部活って何処でやってる??

孤爪くん第2体育館

Aわかった

孤爪くん誰かに用事?

Aまぁ、そんなとこ?



はぁ。第2体育館……か。

「地味に遠い。」

バタバタと教室を出ていく人たちを横目に見ながら1人ボヤく。



うだうだして行かなくても行かなかった後が怖い。

おじいちゃん、ニコニコしてたらいいのに……。

怒ったら怖い。

さて、そろそろ行こうかな……。


席をたとうとした時、急に教室が騒がしくなった。

「しつれーしまーす。黒崎Aチャンいますかー?」

巫山戯たような話し方で前の方のドアから顔を覗かせている








昼間見たトサカ?


何故かモテるのだろう。クラスの女子がきゃあきゃあしてる……。うるさい。
何であんな胡散臭いトサカが……。引っ掻いてやろうか……。

イライラしながら手を挙げた。


「私、ですけど……。」


するとスタスタやって来て









私を担いだ

お姫様抱っこよりはマシだが俵担ぎである。



「……は?」

「はーい、連行ー」


そんなことを言ってスタスタあるっていく。


「待って待って!?いや!離して!?」


こんな状況に人見知りとかあったものじゃない。

いくら暴れても離さない……。




さすがに疲れてきたので抵抗をやめて大人しくプラプラしていると

いつの間にか体育館の前。


「え……?あの、どこ行く……」


「うぃーす」

「え!?ほんとにどこに入って……」


最後に見えた文字は「第2体育館」だった

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作者名:Non x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年1月24日 20時

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