↑の続きです。 ページ50
エンマside
A「無理よ、エンマ君。貴方は今、熱が４０℃もあるのよ？
さっきお医者様が来て、「ずっと仕事続きで疲れが出たんでしょう。」って言ってたわ。
だから、ゆっくり休んで？」
彼女は心配そうに俺の顔を覗き込んで、椅子に腰掛ける
エンマ「だがっ…！」
A「お願い、エンマ君。貴方が心配なの。いつも頑張ってるエンマ君は本当にすごいと思う。
でも、たまには休むことも大切だと思うわ。」
エンマ「はぁ…分かった。」
と真剣に訴えるAに俺は根気負けしてしまい、不本意ながらも仕方なくそう答えれば、
彼女は嬉しそうに氷水に浸したタオルを絞って俺のおでこにそっと乗せた
エンマ「全く…伝染っても知らねーぞ？」
A「大丈夫よ。何とかは風邪ひかないって言うじゃない。
あ…エンマ君、お腹空いてない？さっき、台所をお借りしてお粥を作ったんだけど…。」
何だと…？
俺は彼女の視線の先を見れば、そこにはあり得ない色をしたお粥があった
これを食えと…？
こんなもの食べれば、どうなるかなんて分かりきっているが…
チラリとAの方を見れば、お互いの視線が合って彼女はニコリと笑う
いや、食べるしかない…。
それにこんなものなんて言ったら、作ってくれた彼女に失礼だ。
ここで食べないなどと言って、Aのがっかりする姿は見たくないからな。
エンマ「ああ、ちょうど腹が空いてたんだ。ありがとな、A。」
と俺はAを見て微笑んだ
A「本当？良かった〜…。じゃあ、はい。熱いから気を付けてね？」
彼女は嬉しそうにお粥(のようなもの)をレンゲですくって俺に手を手渡した
そう、これはりんご飴だ。
目をつぶって自分にそう言い聞かせながら、俺はレンゲを口に含んだが…
エンマ「う゛っ…！」
次の瞬間、俺はそこで気を失ってしまう
A「ちょっ…エンマ君ーー！？？」
この結果が後に余計風邪を拗らせ、丸三日も寝込むことになるんてこの時の俺は知らなかった
fin.
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ここまで読んでいただきありがとうございます！
何だか、無理やり終わらせた感じになってしまってすいません。
お話がいっぱいになったので、続編へ移行したいと思います。
これからも”記憶を失った鬼姫”をよろしくお願いします！！
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桜柚季(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(≧∇≦)これからも更新頑張りますねっ！！ (2020年7月22日 21時) (
レス) id: ae92252d70 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - すごく感動しました!続きが楽しみです。応援してます! (2020年7月19日 12時) (レス) id: 3b9902adf1 (このIDを非表示/違反報告)
桜柚季(プロフ) - 水無月 リムさん» 長くなってすいません！水無月 リムさんもくれぐれもお気をつけください！コメントありがとうございました！！ (2020年4月27日 8時) (レス) id: ae92252d70 (このIDを非表示/違反報告)
桜柚季(プロフ) - 水無月 リムさん» わあ、本当ですか！？ありがとうございます(><)嬉しい限りです！！よ、夜中一人で！？怖くないですか？そうですね。私も五月まで休校なので勉強についていけるか不安です。少しでも早くコロナが終息することを願うばかりです！ (2020年4月27日 8時) (レス) id: ae92252d70 (このIDを非表示/違反報告)
水無月 リム - はじめまして あぁヤバイ目から水が溢れてる この話､感動シーン多くて､夜中一人で見てるのでもうもう…｡ コロナが流行してますがお互い気を付けましょう!応援してます!! (2020年4月25日 1時) (レス) id: 7764573d87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜柚季 | 作成日時：2019年11月14日 7時
