6輪 ページ7
しばらくするとチャイムが鳴る。
br「ごめーん！ちょっと出てくれない？」
『はーい』
インターホンを覗けば、見えたのは水色の瞳。
私が予想していた通りの人物だった。
na「お邪魔しまーす」
『どうぞ入ってください』
kn「あ、ほんとにAちゃんと住んでんだ」
『そうですよ〜、今日から家族なので』
案の定、例の5人たちが来る。
みんなは私とぶるーく先輩が本当に義兄妹になったことを驚いている様子。
ただ1人、シャークん先輩を除いて。
『シャークん先輩』
shk「うん、分かってるよA」
「ご飯食べ終わったらコンビニかどっか行こ」
『……ぜひ』
きっと、シャークん先輩はその一言で分かってくれただろう。
だってシャークん先輩は、私の相談相手だったから。
委員会で一緒になったのがきっかけとなり、ぶるーく先輩についてよく話すようになった。
今になってそれがとてつもなく申し訳なくなる。
この場で何も言わないのは、きっと彼の優しさだ。
「いただきます」
一斉に食べ始め、何の気まずさもなく会話が繰り広げられる。
まるで先輩達が高校にいた頃に戻った気がして嬉しくなる。
あっという間に食べ終わり、次はゲームを始めた。
そんな中私は、さっきのシャークん先輩との約束のために席を立った。
『何か甘いもの買ってきます』
na「え、甘いもの！？俺欲しい！！」
kr「子供か」
sm「1人で行ったら危ないぞ」
彼の忠告はごもっともだ。
私も本当に1人で行くほど馬鹿じゃない。
shk「俺が一緒に行ってくる」
先程までゲームをしていた彼もゲームを閉じて外に出る準備をする。
みんなからの行ってらっしゃいを聞いて、私たちは家を出た。
道中、シャークん先輩が話す。
shk｢お前無理してるだろ｣
図星をつかれ、言葉を紡ぐことができない。
shk｢まぁそりゃ難しいだろな｣
｢ずっと好きだった人への想いなくすなんて普通できないし｣
｢まぁAのペースで頑張れよ｣
｢いくらでも話聞くから｣
そう言って頭を撫でてくれる。
安心するその手に、心は何も動かなかった。
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ののあ(プロフ) - Kさん» こちらこそご覧いただきありがとうございます！最高という言葉嬉しすぎます…😭🤍 (2月25日 20時) (
レス) id: ca8d1d1062 (このIDを非表示/違反報告)
K - 最高の作品です……！！ 禁断の恋が結ばれて幸せになる瞬間……最高でした！！ あちがとうございます！！！ (2月25日 16時) (レス) @page17 id: ca68b6c668 (このIDを非表示/違反報告)
ののあ(プロフ) - もち米マンさん» 禁断の恋と言ったら義兄弟かな…と思いまして！笑ありがとうございます！更新頑張ります！！ (10月24日 18時) (レス) id: ca8d1d1062 (このIDを非表示/違反報告)
ののあ(プロフ) - Mさん» ありがとうございます！！そのにまにまとても嬉しいです🫶🏻🫶🏻めっちゃ頑張りますっ！！ (10月24日 18時) (レス) @page5 id: ca8d1d1062 (このIDを非表示/違反報告)
もち米マン(プロフ) - 新作ありがとうございます！今回も中々の禁断の恋ですね！これからも無理しない程度に更新頑張ってください(*´∀`) (10月23日 23時) (レス) @page4 id: 483e70a4e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ののあ | 作成日時：2023年10月21日 15時
