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ダン！！！と音がした方を振り向くと、かなり背丈のある男が立っている。その男は正義と書かれたマントをなびかせていた。
｢中将、、！｣誰かがそう呟くのを聞いて、Aすぐにその男に向かって走り出す。
ギィン、、！と刃物がぶつかり合う音が響き、中将とAが刀を競り合わせる。
｢なんだ、お前は、、。白ひげ海賊団にお前のような女は居なかったはずだが、、。｣
そう言いながら体ごと弾かれ、投げ出される。
受け身をとってすぐに立ち上がり、剣をかまえ直す。
何度も斬りかかり、蹴りを入れるが男は体勢を崩さずに攻撃を返してくる。
私がこの男の相手をしている間に、みんなはモビーへ戻れるはず。
｢女にしては良い戦い方だ、、。
だが、まだまだ未熟。お前のような小娘に負けるほど私は弱くはない。｣
そう言って今度は男の方から連続で斬りかかってくる。
能力を使って振り下ろされる刀を受け止め、避ける。
急いで間合いをとり、フーッと息を吐く。
認めてもらうには、この男ぐらいは倒さないとね、、。
Aは目を閉じて覚悟を決める。
グッと剣を握り直し、中将に切りかかる。
相手が私の攻撃を受け、何度か攻防を繰り返す。
｢終わりだ！！｣と男が叫び、私目掛けて剣を刺す。
Aはその剣を避けることなく、自らも攻撃の姿勢に入った。
｢！！！？｣男は驚いて目を見張る。
中将の剣が、Aの肩を貫いた。
Aは相手の剣が自分の背中の方から突き出るのも気にせず、そのまま自分の剣で中将の首元を切り裂いた。
中将が叫び声を上げながら体勢を崩した。
Aは自分の肩に刺さる剣を躊躇うことなくグッと抜き、片手で中将にとどめをさした。
すぐに肩の傷を能力で塞ぎ、剣を持ったままモビーの方へ走った。
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おにく(プロフ) - まゆさん» まゆさん、コメントありがとうございます。感想とても嬉しいです。¨̮続きのお話を早くお届け出来るよう頑張ります！ (10月28日 21時) (
レス) id: 8f4a81aee6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - キュンッとしたり切なくなったり、心が動かされてとてもお話でした。続きがすごく気になります！！ (10月28日 18時) (レス) @page37 id: 9f951b305f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく | 作成日時：2023年10月12日 15時
